のようなバスワードを見るたびに、データドンブリ経営に空目して、「そりゃそうやろうなぁ……」と思ってしまう。
そもそもデータを指標とした経営なんて当然の話で(粒度や頻度が問題になるだけ)、わざわざ「データドリブン!」とか名前をつけてイキってる時点で、何を達成するかではなく、そういうサービスなりを導入しているってだけで満足してんじゃね? と思うし、そもそもこの手のサービスを、たいした理解も戦略もない、お隣さんがやってるからってだけでポイポイ札束投げてくれるリーマン経営者に売りつけて、末長く保守費用をチューチューしようって企んでる連中のプロパガンダなんやけどなぁ、と、今の現場にいても以前の現場を思い出しても、思う。
「このサービスのおかげでこれだけ効果が出てます」って、業者が出してくる報告書を嬉しそうに鵜呑みしてるけど、どうしてそういう自己申告を無批判に受け入れてるんだか、さっぱり理解できない。
実際にそのサービスに投入した、し続けなければならない人モノ金時間のリソースと、得られた、得られる効果を自分達で計測、判断できなままカモられ続けて平気なのか、さっぱり理解できない。
今時は「AIによる未来予測」みたいな売り込みが激しいはずだが、ガス給湯器やこたつのように比較的単純な物理現象でもない社会現象を、なぜ予測できると考えるんだか、思考回路を疑う。
もしそれが可能なのなら株取引でいくらでも儲けられる。
リーマンショックとか、もう忘れたんですか? と聞きたい。
「いや、あの時はたまたま不運が……」って、あんなもんどう手を読んだところで必然でしょうが。
AI(数学)系の人、考え方は、現実を単純化することで、ある種の「気づき」を得ることができる、という点でとても有用だ。
けど、現実を単純化して考えたからといって、現実自体が単純化されるわけではない。
MBA取得者にすごい人がいるのは確かだが、それは「その先」ができるからであって、MBA的な手法ができるだけの役立たずはものの数年で会社を消し去るほどのポンコツぶりを誇り、にも関わらずコンサルができると確信して活動を続けてる、って事例を見ればわかるでしょう?w
AIでなくても、でかい塊であれば傾向はかなり正しく予測できるが、個々の動きなんか予測できるわけがない(ファウンデーションシリーズのベース)。
なのに、「予測できます」って売り文句を鵜呑みにする。
「90%の精度で」とか言われてその気になるけど、その制度ってのがジャストの数字じゃなく、かなり緩い(倍を超えず、半分を下回らずみたいなのだと、実際に1万しか売れないのに1万9999と予測してたら予測は正しかった、という判定になるのだが、それ、納得する?w)、ぱっと見「それ、当たってないよね」という基準だったりする上、本当に正しい予測が欲しい重点項目が大外しする、なんてのはザラ。
AIはデルフォイの神託じゃない。
人間の認知能力と違うパターンの認知(頻度、データ量、単純繰り返しに対する安定度等)によって、「見落としに気づきを与える」補助具に過ぎない。
しかも、相当にいい加減な。