ついに自殺未遂を起こし、措置入院となったほたて。


措置入院とは、自分を傷つけてしまう可能性がある為、都道府県知人の権限による法的な入院です。



旦那は泣いていました。旦那はほたてがこうなってから、何度も泣いている所を見ました。辛かったんだと思います。しかし感情が麻痺しているほたて。旦那の愛情を受け取る事が出来ず、何も感じない自分にまた、自責の念が湧くのでしたあせる


病棟へ移動しました。精神科の病棟は閉鎖病棟となっており、病院内を自由に行き来出来ないよう病棟の入口に鍵がかけられます。

その病棟の奥、保護室へとほたては通されました。



自殺未遂者は、安全の為、この保護室へとまず入れられます。特殊な形のトイレと地べたにマット。シーツは自殺に使われる可能性がある為なし。枕すらありません。扉は二重になっており、鍵をかけられて監視カメラで24時間監視されます。


手首にタグを取り付けられ、ガシャンと保護室の扉を閉められました。一度入ったら最後。旦那にも今日はもう会えないと言われました。なんだか、ねずみ取りに入ってしまった気分驚き

そして、結婚指輪もはずされたほたて。精神病棟の奥の奥、想像以上のお部屋に人生終わった、と思いました‥


その後、担当の看護師さんや入院担当の先生が来て下さり、何か困ったことがあったらいつでも言って下さいね。と優しく声を掛けてくれました。


鉄の扉の内側は、掻きむしった後や、爪で彫ったと思われる文字がありましたガーン

こわい、こわい、こわいあせる



夜も電気は消灯する事なく、少し明かりを落としてくれますが、眠れませんえーん

さらに、院内の物流のレールが近くにあるらしく、夜遅くも騒音があせる食事も地べたで食べます。



次の日、ほたてとにかくこの部屋がこわいです。早く退院したいです、と訴えました。しかし看護師さん、ゆっくり休んでもらう為のお部屋ですと。そして、ほたての入院生活は結局、2ヶ月半に及ぶのでした煽り



自殺未遂者は、安全の為しばらくこの独房に入れられます。


壁の一点を見つめるしかない生活驚き

とてつもなく長い1日‥やる事が何もない為、ほたてはトイレのちり紙(トイレットペーパーも禁止な為)で折紙を折って過ごしました。。

自分でもヤバいなと思いつつ、でもやる事がなさすぎて気がおかしくなりそうだったのです。

旦那は3日に一回は面会に来てくれました。最初は刺激を避ける為、5分だけ煽り

大丈夫そうなので、15分に延長となりました。

病棟には、1人で何かを喋っている人もウロウロしていて、旦那、ほたてはほたてだからね、と涙ぐんでくれましたあせる


3日後、デイルーム(テレビなどがある談話室)に数時間出れるようになりました。

これは救いでしたキラキラこの生活に希望が!

10日程すると、ようやく普通の病棟に移動出来る事になりましたニコニコ


こうして、ほたての長い入院生活が始まったのでした‥


その⑧へとつづきます‥