1975/8/1n~5
3日目 常念小屋~常念岳~蝶ヶ岳~大滝山
4日目 大滝山荘~徳沢沿いルート~徳沢~上高地
大天井岳から分かれて常念岳へのコースへ
3日目 常念小屋から常念岳へ向かう。
常念岳へは、いかにも北アルプスらしい岩くずを重ねた登山道を登る。
途中で同じ方向に向かう二人組の男性と一緒になった。
年齢は私より少し若い20歳くらい。
「蝶ヶ岳まで一緒に行こう」
と、誘われて一緒に歩いたけど、健脚の二人だった!!
めっちゃ、着いて行くのが大変だった
蝶ヶ岳山頂で別れて、地元の彼らは三股へと下山して行った。
後に撮ってあげた写真を送ってあげたりした。
さて、彼らと別れて私は大滝山への縦走路を進んだ。
彼らと一緒に歩いて体力を使ったせいなのと、
2リットルのポリタンの水も残り少なくなっていたせいで
登りになると足が上がらなくなっていた。
お日様ジリジリと暑く、3歩歩いて休み。。。って感じで
多分、熱中症気味だったのではないかと思う。
大滝山荘が遠いなぁ…。
でも、歩くしかないし、誰にも会わないのでひたすら頑張るのみ(笑)
やっとの思いで大滝山荘に到着すると
上がり框で宿帳に記入!
「へ~~~!」
昔の旅籠に泊まるような雰囲気だなーって思った。
(現在の大滝山荘ではなく、以前の古い建物だ)
記入していると熱いお茶が出された。
すっごく美味しくてお替りしたいくらいだった!(しなかったけど…)
寝る場所は、小さい小屋なので、隣の人と密着するくらいの狭いスペースしかなかった。
蝶ヶ岳から眺めた槍ヶ岳
PCを使うようになってから、古い写真を繋げた画像(色の違いが顕著)
蝶ヶ岳からの前穂~槍の眺め
大滝山南峰からの景色が素晴らしいと教えられて、
夕刻にひとりで山頂まで行ってみた。
ピンク色に染まった空と穂高から槍までの景色だ。
四日目
今はもうその道は無い、大滝山荘脇から徳沢に下りる道を私は下りた。
↓2000年発行のトレッキングマップにはその道が載っていた。緑でマーキングしてみた。
私が歩いた25年後の地図(笑)
このルートは既に廃道 2000年の時でも利用する時は
徳沢園か徳沢ロッジに問い合わせの事と記されている。
樹林帯を下りて、徳沢本流に出る辺りで
下の方で数人の登山者が右往左往しているのが見えた。
どうやら、このルートの入り口がわからない様子。
上から、私が
「こっちですよーーーーーーっ!!」
と、声を掛けると一斉にこっちを見た登山者たち(笑)
どんだけ大きい声なんだ。。。( *´艸`)
ちっちゃい声じゃ聞こえないもんね。
徳沢沿いの河原道をひとりでのんびりと歩いた。
途中にロープがぶら下がっている箇所があって、これは何?
上がってみてわかった。
水量が増して通れない時の迂回路になっていた。
この日は普通に河原沿いを歩けば良かった。
河原から離れて、普通の登山道になった頃、周りの景色に見とれて歩いていたら
突然、こけた!
どうしたのかと思ったら、道の真ん中に切り株が!!
予想外だよーーー(笑)
徳沢園からは普通に上高地バスターミナルに向かった。
丁度、大学の山岳部だろうか。。。7~8人のパーティーが歩いて来た。
キスリングを背負って凄い勢いで歩いて行く。
その後をくっ付いて行くことにした。
とってもいいペースでずっとついて行けた。
初めての上高地だった。
憧れていた上高地を山女になった気分で?歩けたことが凄く嬉しかった。
おしまい( ..)φメモメモ