土建屋という仕事がら、コンクリートや石を砕く場面がよくあります。

 

鉄でできたノミを振動させて叩いて割るハツリという作業がメインです。
ブレーカーとかハンマードリル、アイオンなど、

電気やエンジンを動力にして、場面に合わせて大型機械だったり、人の手で持って扱います。

 

今日は、とっても小さなハツリ作業がありました。

 

私の体の中でのハツリ作業。

 

 

ということで、

私は今、入院中です。

 

今朝、人生で初めての手術を経験しました。

尿路結石をレーザーで破砕する手術です。

 

2泊3日の入院期間は、お盆休みに組み込まれました。

 

初日に、レントゲンをとって、点滴の経路を確保したら安静にして一晩休みます。

二日目の朝から手術室へ運ばれました。

下半身麻酔。

何分、初体験なので、ドキドキが止まりませんでした。

 

看護士さんやお医者さんから、色々説明や声かけをいただきながら、

手術中、画面見ますか?って聞かれたけど、

おっかないので、見たくありませんと答えておりました。

 

腰に麻酔の注射を打つということがわかり、診察台を横向きに寝て背中を丸めて、

今から針を指すのでチクッとしますよ。が合図です。

 

チクッとしました。足の先から順番に暖かくなってきます。腰の位置までスーっという早さで。

触られる感覚はあるのですが、温度を感じなくなると麻酔が効いている状態です。

冷たい布か何かをあてがって、腰の位置まで麻酔が効いているのを確認しました。

 

麻酔が効いたのを確認し終えると、手術の段取りが始まります。

顔と体の間にタオルで仕切りを入れてもらいました。

私の下半身はビリビリとしびれた状態が続いていました。

足を持たれたような感触があって、チラッと自分の足の方を見るとちょっとビックリ。

 

自分では足を伸ばしきったままでビリビリしていたと思っていたのですが、

実際の自分の足は折り曲げられて、お医者さんに向かって御股全開状態になっていました。

 

これって、お産立ち会ったときに見た嫁さん側の風景やん!

 

実は、本日、私が手術入院させていただいているこの病院。

我が子らが生まれた病院と同じでございます。

 

そう思えば感慨深いものですが、

我が子たちはスクスクと育っていますが、

これから取り出されるのは、無機質な石ころ。

役者が違うわ!ってあちらさんに怒られそうです。

 

そこからは、下半身のビリビリ感が続いたまま、痛みも無く手術は進んでいきました。

相変わらず、足を伸ばしていると脳は勘違いしていました。

時間が経つと、自分もその状況になれてきたのか、モニターでお腹の中の様子を見させていただきました。

 

下腹部方面で音がなるのに合わせて、脳みその中にも響く音があります。

チチチチチチッ! チチチチチチッ! チチチチチチッ! 

画面では、白い硬めの綿みたいなのが青い光に当たって弾かれています。

正に結石が砕かれている瞬間です。

尿道の中での作業なので、結石は徐々に細かくなりながら液体の中をグルグルと移動しています。

見事です。地上でハツる時は、地面に置かれりで固定された石やコンクリートが相手ですが、

お腹の中のハツリ作業は、液体の中で安定していないのが相手です。

 

数分でハツリ作業は終わって、ハツリガラを取り出す作業が始まりました。

ガラを絡めて取り出す道具を使っています。

上手いこと引っ掛けて取りだすんだなぁ。

って関心しながら見ていたら、最初のビビりも忘れて時間が過ぎていきました。

 

さて、この極小規模のハツリ作業を生で見ることが出来た土建屋保田ですが、

これを現場にどう活かすのか。

3日目の明日まで、時間はたっぷりあります。

 

って、仕事のために病気やってます。みたいにしてみました。

入院って、やること無いですね。。。