バイト君がひとり…
辞めて行きました
今までにも
何人もバイト君が
辞めていったのですが…
そのバイト君は、
私と同じで…
お店のオープニングスタッフでした
今、お店に残っている
オープニングスタッフは、
私を入れて
4人だけ
先週のとても忙しい日が
バイト君の最後のシフト
だったんです
まだまだ忙しい時間に
私が上がる時間だったので
キッチンは、まだドタバタだし…
(私)お先に失礼します
と、普通にロッカールームに
向かう途中(足音…)
忙しいキッチンから
抜けてきたバイト君…
〇〇さん
お世話になりました
バイト君の人柄が
その一言に
いっぱい詰まっている気がして…
だって何日も前から
〇〇さん、
一緒に仕事するのは
今日で最後なんです
ひとりひとりに
言っている姿を
見ていたんです…
みんなのシフトを
ちゃんとチェックしていた
みたいなんですよ
実は、バイト君は、
就職が決まって
仕事で遠くへ行ってしまうみたいで
旅立ちなので笑顔で
なんて思ってたのに
思わず涙が出ちゃいました
～今後の活躍祈ってるからね～
(お母さんのように
)今日の仕事帰りに
雨の中、桜を眺めたら
先週の涙を思い出して
しまいました…
春は卒業、入学、旅立ち…
みなさんにも
きっといろんな思い出が
あるんでしょうね…
