朝一トイレの後に顔を洗っているところに看護婦さんがやってきた。
オレが2回目に吐血した時に手を握って励ましてくれたベテランの看護婦さんだ。

その看護婦さんはオレによく声をかけてくる。
苦しみに耐え、生きることに必死だったオレの涙を知っているからだろうか。

そして今日も話しかけてきたが、その内容にオレは驚いた。

「もうそろそろ学校に戻る準備せんなんかねぇ?まだもうちょっと休んどいていいか?」

あなたはオレの心が見えてるのか?

朝から思慮深くなるオレだった。