今日は久しぶりにART文学編です。
本日まで上演していました
DIAMOND☆DOGSのマクベスという公演。
発表された時に、役に少々疑問を感じて、
久しぶりにシェイクスピアのマクベスを読み直しました。
読み直してみて、やっぱり役の疑問は解けないまま
昨日舞台を観に行き、なるほど。。。と思ったわけですが、
それはまた後ほど。
マクベス、記憶にあったよりもかなーり残忍なシーンが多かったです。
私は、本を読みながら、勝手に頭の中で
読んだものが映像化されるんですけど
(なので、読むのが遅い…)
多分、最初読んだときに、その映像にぎゃーっとなって、
記憶から消したんでしょうね。。。
いやぁ、脳ってうまくできてますね!
と感心している場合ではなくて…
魔女の誘惑というのでしょうか、悪戯というには残酷ですが…
それに翻弄されて、本当の自分を見失ったマクベス。
本当にそれが必要であり、そうなる未来と縁があるならば、
無理をしなくても多分実現したと思うんですよね。
望んでそして後は身を任せるのと
執着してもぎ取るのと
形として手に入れたものは一旦同じかもしれないけれど、
その時の気持ちとその先の更なる未来に違いが出てくるんだなぁ
なんて思っちゃいました。
ちなみに、私は福田恆存さんの翻訳が好きなので、
シェイクスピアは殆ど新潮文庫で買ってます!