江戸川CR#1 | BOOGIEなイーブニング!

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郷駅にいる。

今日のサイクリングの待ち合わせ場所である。

埼玉県ではあるが、東京と千葉に隣接している街だ。駅前のドトールで茶をシバきながら、昨日の夜からの自分のダメさ加減を噛み締めていた。


寝たのは2時30分。

起きたのは6時。



なぜ、サイクリングの前日に睡眠を削ってまでツムツムなんぞをやっていたのかは不明だ。いや、興奮して寝れないのだ。サイクリングが楽しみでしょうがない。


お正月の子供のようだ。
今すぐハローマックへ
飛んでいきたい気分なの。






寝れないからツムツムをする→ツムツムをしてまた興奮をする→興奮するから寝れない→ツムツムを…


マトリョーシカのように
興奮に興奮を重ねている。
興奮が興奮を着ている。



まるで、闘士ゴーディアンか。


▼闘士ゴーディアン



まるで、マシンロボか。


▼マシンロボ



もう、なんだか分からない。


そんなんで起きられるか不安であったが、登山の時は嫌々起きるのに、サイクリングの時は何時でもすくっと起きれる。趣味のゴルフや釣りで信じられないくらい早起きするサラリーマンの気持ちが分からないでもない。

そもそも梅雨だし、スタジオがあるし、このサイクリングの予定は断っていたのであるが、3日前から天気予報が狂いだし、まさかの晴天予報である。

そこで、スタジオもあるので途中までサイクリングに参加して、頃合いを見て僕だけ引き上げて、スタジオに向かう計画に変更したのだ。

朝6時20分、予定より10分早く自転車を担いで外に出た。自転車を漕ぎ出して気がついたのだが、猛烈に血の気が低い。こんな炎天下で大丈夫なのか。こんなコンディションで三郷駅まで持つのか。多分、寝不足が原因だろう。やはり、スポーツをする前日はしっかりと睡眠を摂るものなのだ。反省しながらペダルを漕ぐ。三郷駅まで2時間をみているが、これはかなり余裕を持ったスケジュールである。松戸まで1時間ちょっとなので、江戸川CR(サイクリングロード)に乗れば、2つ先の橋を渡るだけで三郷駅には行ける。何せ三郷は江戸川沿いの駅だからな。以前も書いたが、鎌ヶ谷市と松戸市は自転車にとって悪路が多い。道路法の改正され、自転車にとってはさらに厳しい2市になってしまったのである。あの街はクソ田舎なのに車道が狭いのだ。土地なんてクソ有り余っているんだから、もっとちゃんと道路整備しやがれ!

順調に鎌ヶ谷市を抜け、松戸市に入る。ここで痛恨の道間違いをした。本当は松戸まで出て、松戸から程近い江戸川CRに乗り、三郷駅手前の橋を渡って待ち合わせ場所に行く予定だったのだが、八柱手前のY字路で左に行く所を右に舵を切ってしまった。自分の知らない道ではあったが、どのみち目的地には近づいているし、いつか合流するだろうと思いずんずん進んでいった。これが間違い元だった。地図を見るとこのままでは永遠に松戸駅には着かないことが判明した。


日陰でシンキングタイムだ。


松戸駅が最も江戸川に近いのだが、このまま進むと北松戸駅に出る。北松戸駅から江戸川に延びる直線道は無いので、水戸街道沿いに馬橋駅に移動して、そこから一直線に進むのが最も簡単でロスが少ないという、僕なりの答えが出た。

北松戸駅を目指すといきなりかなりの下り坂だった。この“川に向かっている感”。そっから水戸街道がヤバかった。舗装された道路なのに、路面がゴツゴツしているのだ。側道もほぼ無いが、国道なので大型トラックが脇をビュンビュンと走る。


ここは地獄か。
むせる。



▼地獄の水戸街道



なんとか馬橋駅まで来た。馬橋は高校生の頃にカットというあだ名の友人宅にお邪魔した以来である。カットの実家は、ご察しの通り美容室だが、数人(かずと)という名前が変化してカットというあだ名が付いたのだ。

その馬橋のカットの部屋でキチガイみたいに上手いギタープレイを見た友人の椎名君は、マルマンのゴルフクラブ工場のバイトで貯めた小遣いをはたいて、翌週にはすでに御茶ノ水にギターを買いに行ったのだ。

ファミスタのホイールズ「ぱちよろ(パチョレック)」選手のファールボール並みに話しは逸れた。

馬橋駅を自転車担いで渡り、そこから一直線で江戸川である。


土手が見えてきた!





ここも自転車を担いで土手をよじ登り、何とか江戸川CRに出た。さて、後は簡単で、まっすぐ川を遡り、流山橋を渡れば集合場所である。

しかし、鬼のように天気が良い。








富士山も筑波山も秩父山系すら見えるのである。365度オールビュー、最高に爽快だ。流山橋が見えたらそこを左折してすぐに駅に着いた。


三郷駅着丼!


家から20kmぐらいだな。
30分早く到着したので、駅前のドトールでゆっくり茶をシバくことにした。





しかし、今日は暑い。ドトールのお冷をゴックゴクズゴックと飲み干し、ブレントコーシーをズルズルとすすって落ち着いた。朝の血圧の低さはすっかりと治っていた。

15分程するとツッチーが前を通ったので、僕も店の外で他のメンバーを待つことにした。

しばらくして、ツッチーのお友達のコバさん、そして、谷キャプテン、それから、谷キャプテンのスキー仲間の女性のジュンコさんがやって来た。

5人。

さらに玉葉橋でツッチーのお友達、謎のミスターX氏が合流するというのだ。

計6人か。

コバさんは最近ロードバイクを買ったばかりのようだ。TOTEMというメーカーでAmazonとかで3万円台という激安で売っているものだ。少し触らせてもらったが、なかなかしっかりとした作りで、とても3万円台には見えなかった。こちらもビギナーで今回紅一点のジュンコさんは、ビアンキのロードバイクでやる気満々。コンビニに行ってから、再びの江戸川CRに向かう。


目標地点はミスターXの待つ玉葉橋!





ところが、ここでまさかの事件が起こる。

つづく