服部文祥著「サバイバル登山家」読了 | BOOGIEなイーブニング!

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身の回りの装備を最小限にして、食料などはなるべく現地調達で賄う登山を提唱したサバイバル登山家、服部文祥の本だ。後半はちょっと雪山登山ばかりになっていたが、日高山脈を縦走したあたりは面白くてグングン読み進んだ。今度は2冊目の「狩猟サバイバル」に突入している。

YOUTUBEで情熱大陸出演の時の動画を見たが映像がグロくて凄かった。

テントで何日間も山に籠り、登山道を使わず縦横無尽に山を登り、鹿を撃ち殺し解体して食べる。

普段スーパーなんかで我々は簡単に精肉にありつけるが、本来、人間の「食べる」という行為はかなりエグいということを思い知らされる。誰かが代わりに家畜を育てて、誰かが代わりに殺してくれ、誰かが代わりに加工してくれた肉、ということを我々は忘れて食べているという彼の言葉が印象的だった。

情熱大陸で最後は滝から滑落して血だらけになっていた。



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