令和の時代に薬売りさんが!?
本作、モノノ怪は2006年ノイタミナ枠で放送された『怪 〜ayakashi〜』のエピソード「化猫」に続き、2007年に「座敷童」「海坊主」「のっぺらぼう」「鵺」「化猫」の全12話1クール放送され、当時の話題作品だった。
化物を倒す謎の薬売りが持つ退魔の剣は、化物の形・真・理の三つが揃って初めて抜くことができるという設定。
その作品が17年振りに新作劇場版となった。
この不意打ちはヒドい。
見に行く以外の選択肢が無いじゃん。
大奥に上がることになった新人女中のアサとカメ。
ここで働くということは、今までの自分を捨て去ること。
人生で一番大事にしていたものを井戸に捨てることから、大奥での働きが始まる。
大奥では天子と妃の懐妊に大餅曳の祭りが催されるが、本来は出産前に行うが、何かの事情で出産後となった。
この事情を二人の侍が調査に当たり、大奥で何があったのかを調べていた。
一方、大奥の外では薬売りがモノノ怪の気配を感じていた。
大奥に蠢くモノノ怪の正体は。
いや~、令和のモノノ怪クオリティ高い。
和紙のテクスチャは映画館で観ないと分からないと思う。
まず形を成す。
次に真を知る。
最後に理を聞く。
退魔の剣を解き、放つ。
どうやらこれで終わりじゃなく、次に続くようなので乞うご期待。