いい話に持っていきたいんだろうけど、展開が強引過ぎて「そうはならんやろ」が最初から最後まで続く。
前半は家出からのロードムービーだと思ったら、後半は鬼の隠れ里がピンチですなのだけれど、途中途中で説明がないからストーリーが破綻しているように見えるのは俺だけでしょうか。
とはいえ、この作品のテーマは「言葉にしなければ伝わらない」だと思うので、あえて言葉にせずにストーリー展開を分かってね?という趣旨なのかもしれない。
ただし、キャラデザ・作画はよい。
なんでも人に頼まれれば断れない性格の柊は、ある日バスの支払いに困っている女の子を助ける。
彼女はツムギ、普通の人には見えない鬼の角を持つ。
母親を人間の世界に探しに来たと彼女は言う。
ツムギを家に招いた柊だったが、突然に謎の霊体に襲われ、ツムギと二人で逃げ出すことになる。
二人が目指したのは日枝神社。
そこに母が待っているとツムギは言う。