【映画】新宿バルト9「好きでも嫌いなあまのじゃく」 | いつもだいたいむかいかぜ

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 走ればだいたい向かい風、止まっていても、逆に行ってもだいたい向かい風。

 そんなオヤジ顔のツーリングだったり、ローカル線だったり、散歩だったり、車に乗ったり、ゲレンデ滑ったり、本を読んだり、映画見に行ったり、

 そんなオヤジの徒然日常備忘録。

 

 いい話に持っていきたいんだろうけど、展開が強引過ぎて「そうはならんやろ」が最初から最後まで続く。
 前半は家出からのロードムービーだと思ったら、後半は鬼の隠れ里がピンチですなのだけれど、途中途中で説明がないからストーリーが破綻しているように見えるのは俺だけでしょうか。
 とはいえ、この作品のテーマは「言葉にしなければ伝わらない」だと思うので、あえて言葉にせずにストーリー展開を分かってね?という趣旨なのかもしれない。
 ただし、キャラデザ・作画はよい。

 なんでも人に頼まれれば断れない性格の柊は、ある日バスの支払いに困っている女の子を助ける。
 彼女はツムギ、普通の人には見えない鬼の角を持つ。
 母親を人間の世界に探しに来たと彼女は言う。
 ツムギを家に招いた柊だったが、突然に謎の霊体に襲われ、ツムギと二人で逃げ出すことになる。
 二人が目指したのは日枝神社。
 そこに母が待っているとツムギは言う。