【読書】前野ウルド浩太郎「バッタを倒すぜ アフリカで」 | いつもだいたいむかいかぜ

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 走ればだいたい向かい風、止まっていても、逆に行ってもだいたい向かい風。

 そんなオヤジ顔のツーリングだったり、ローカル線だったり、散歩だったり、車に乗ったり、ゲレンデ滑ったり、本を読んだり、映画見に行ったり、

 そんなオヤジの徒然日常備忘録。

 

 

 前作「バッタを倒しにアフリカへ」のその後、バッタ博士は何をしていたのか。

 サバクトビバッタの新たな仮説を検証すべく、モーリタニア・モロッコ・フランスでの研究が続いていた。
 そして時はアフリカでの蝗害の発生、しかし同時にコロナウィルスのパンデミックが起きていた。
 そして語られるモーリタニアのドライバー・ティジャニとの日々。

 なぜ研究をするのか。
 研究者が研究に向かい合う姿勢が本書には詰まっている。