【映画】新宿ピカデリー「リンダはチキンがたべたい!」 | いつもだいたいむかいかぜ

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 走ればだいたい向かい風、止まっていても、逆に行ってもだいたい向かい風。

 そんなオヤジ顔のツーリングだったり、ローカル線だったり、散歩だったり、車に乗ったり、ゲレンデ滑ったり、本を読んだり、映画見に行ったり、

 そんなオヤジの徒然日常備忘録。

 

 ひたすらにわがままな連中しか出てこない。
 これがグローバルスタンダードだったら日本に来ないでほしい人たちばかり。
 いっぽう、ヨーロッパのアニメ表現は独特だ。
 人物ごとに異なる色使いでスポットを当てたり、デフォルメ顔がシーンによってはリアルな顔になったり。
 以前に見た「マロナの幻想的な物語り」を思い出した。
 ある程度型にそった日本のアニメ、デジタル3Dなアメリカアニメと違った表現方法が独特だ。

 リンダは、亡くなった父親が母親にプレゼントした指輪をはめるのがお気に入りだ。
 ある日、その指輪がどこかなくなってしまい、母親はリンダがなくしたと思い込んで厳しく叱る。
 しかしそれは、母親の勘違いだった。

 お詫びに何でも言うことを聞くと提案した母親に、リンダは「パプリカチキンが食べたい」と答える。
 それは、亡くなった父親の得意料理だった。

 しかしその一日、パリは大規模なストライキが行われ、店は軒並み閉店していた。
 どうやってチキンを手に入れるか。
 ニワトリを追うリンダの一日が描かれる。