ATPを生み出すシステムを
糖質から脂質にシステム変更を
試みているが、
細胞からしたら、糖質があれば
簡単に血糖値を上げられるので、
楽できる、と思うに決まっている。
頑張って、血糖値をあげる何種類もの
ホルモンを駆使してケトン体を
メインエネルギーにしようだなんて
思わないだろう。
例えるなら
毎月何もしないで自動的に入金されて
遊んで暮らしている人が、
あえて汗水垂らして働きたいと
思うだろうか?
考えたら細胞だって同じで、
簡単に血糖値あがるなら、
楽したいと思うに決まっている。
だが、これがDNAレベルでは、
人間の本来一番体が動くシステムに
矛盾を生じさせてしまっている。
人間は、飢餓を耐え抜いてきたDNAなので、
タンパク質や糖質などでない、
動物の食べかすである骨を叩き割って
その中の骨髄を口にしながら、つまり
脂質をメインエネルギーに
何万年も生きながらえてきたのである。
だからケトン体は、脳関門も突破できるし、
水溶性で血管に溶けこんで、補酵素もいらずに
血管からエネルギーが必要な部分に入りこんで
アセチルCoAに変わってミトコンドリア内に入っていって、TCAサイクル→電子伝達系で
ATPを生み出し、
なんと、
1分子から糖質なら最大でも
38ATPの所、脂質は129ATPも生み出す。
約4倍の桁外れのエネルギーである。
1日1食でもエネルギーが切れずに
集中できる意味がこれで腑に落ちる。