『押し殺す』と『捨て去る』の違いが観えてくる | 『唯唯普通に生きる』

『唯唯普通に生きる』

『感情』を超えていきたい人の戯言です。

責任者が、必要な事なのに

気付かずに、部下で気付いた人が

その事を指摘しても、主観と捉えられて

スタンドアロンになり、

顧客との板挟みに合う...


という状況はどこの組織にも

よくある事だと思う。


その時に、そういう人には

ついて行けない、と他の道に進む人も

いれば、


顧客に向き合って組織の支援が

なくてもやりきる人もいれば、


納得はいかないながらも自分を押し殺して

やる人もいる。


自分の場合は、押し殺してやっていたから

それも自我意識を捨てきれないでいるので、

苦しみがどんどん増大してしまった。


その事に気付いてからは、

自分がどうあるべきか?を優先するように

変えたので、だいぶ苦しみは減ったが、


苦しみを楽しみに変換する所までは

まだ行き着けていない。


仏教に出会い、

因果応報や道理を学んで実践していくと、


自因自果というのが、

本当にそうなんだなと

観えてくるようになり、


自我を捨て去る、という意味が

少しわかってきた。


結局自我を捨てきれずに

苦しみに費やしてしまうエネルギーは


保身するエネルギーなので、


この自我を捨て切ってしまえば、


本当に喜びだけの事に

エネルギーを集中する事ができるのだ。


捨て去るとは、

まさにこの事だったのだな。


やれるかやれないかは

わからないが、人生一度なので、

臆せずやってみよう。