素晴らしいものを素晴らしいと
ありのままに観る。
美しいものを美しいと
ありのままに観る。
尊いものを尊いと
ありのままに観る。
これが行き過ぎると、
手に入れたくなって渇愛という
煩悩が苦しみの種を作る。
だから、素晴らしい、美しい、尊い、
と心から思えるもので、
心を満たせるようにする。
また、不浄なものも、
ありのままに観るにとどめて、
嫌悪感まで思考を進ませない。
自分を突き動かすエネルギーの
根源が、高揚感と危機感から解放されたら、
感情の乱高下は治り、そしてはじめて、
穏やかに難のない無難な人生を生きる事ができる。
無難な人生がおとずれるのを信じて
今日の残りの時間も有意義にしよう。