槍ヶ岳を滑る 槍ヶ岳17回目の登頂とバックカントリースキー-2024-05-03~05 | 情熱山脈(passion mountains)のブログ

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ともかく山が好き...春~秋はトレッキングを...冬~春はバックカントリースキーを通して雪山の魅力を...

(今回の活動日記に於いて軌跡が大きく飛ぶエラーが起きました。そのため、GPXーEditorというフリーソフトで編集しました。軌跡が飛んだ詳細は文中の該当箇所で説明しています)

今シーズンも始まった山 シーズン。 

前回 蝶ヶ岳でトレーニングして 今回は槍ヶ岳。 今回は雪の 槍沢 を 滑ろうと企画しました。 

1. 準備
装備を決める 
 ブラッククローズの スキーに ノルディカの靴 

状況の把握
 槍ヶ岳山荘のブログを参考にしました 今シーズンは3月にたくさん雪が降ったものの 湿った雪 なので 融雪が早いということ そして 大曲から馬場平の間はかなり 沢が出てきているとのこと。 その2点を 十分 検討した上で 点 前日に 松本に入り 翌朝 上高地へ そして 槍沢ロッジへ 入ることにしました。

 2. 1日目 夕方のあずさで松本の駅前のホテルへ...できれば ナショナルパークライナーを予約したいのだが 満席で無理。

 3. 2 日目 アルピコ交通上高地線の始発電車で 新島々 そこからバスで上高地 入り。

 

朝の上高地 何度見てもいいですね~
今回は醤油ラーメン
糖分もぬかりなく!
 

上高地食堂で朝食を食べて スタート... 板をくくりつけた リュックはずっしり重い。 ゆっくりのペースで歩く。 リュックの荷重制限から 足は スキー靴にソウルプロテクターを装着して歩く。 歩きにくいが 仕方がない。
 徳澤でトイレしてすぐ出発。新村橋掛えのため仮ルートで一旦梓川右岸を遡上します。Yamapのルート外れ警報が数分おきに鳴ります。
 これ低山での道迷い防止にいいですね...ってか、道迷いで遭難する事例って、地図持たず、登山計画出さずって根本的な問題があることが多い。
さて、再度梓川を渡ってしばらく行くと横尾💦
 さすがに休憩☕😌💕ここまで10kmスキー靴で歩いてきたら当たる。バックルを緩めすぎだった。勿論スキー靴はウォークモード👍
 さて、気を引き締めて槍沢ロッジへ...
一の俣までは夏道で雪はなく...

 

槍見河原から...見えた!
 

一の俣橋を渡ったところに雪崩のデブりの山が😱
 こんなの直撃されたらひとたまりもない。
 そこからの二の俣までも特に問題なく...問題は二の俣から先...立ち木が完全に起き上がってないので何度も背負っているスキー板が引っ掛かる...今日の最後の最後にエネルギー使い果たす。
 槍沢ロッジは3時過ぎに到着。持ってきたパンとコーヒーでランチ...あとは夕食食べてすぐ寝る。疲れゆえぐっすり😪

3日目 

 

槍沢ロッジから...見えた!!
 

最高の天気に心踊るも荷物の重が😫ババ平までは夏道。ブーツを取られて歩きにくい...で、ババ平でブーツのソールプロテクターからクランポンに履き替える。雪にしっかり刺さって歩きやすい。

(ここでのエラー:槍沢ロッジを6時に出発したものの、軌跡は記録されていますが行動記録には槍沢ロッジが表示されていない。赤沢岩小屋6時19分スタートになっています)

 沢の様子は❓
大曲までは数ヶ所崩落していて水の流れが激しい‼️
 数日前槍ヶ岳山荘のブログの通り。スキーは移動用だな〰️

 

大曲の手前 雪渓が崩落して沢が勢いよく流れています
 

大曲を過ぎて
 

 大曲を過ぎると美しい雪渓が拡がる🎵

(ここでのエラー:大曲の先100mくらい先から軌跡がいきなり明神に飛び、そこから実際の位置に飛びなおす...という行ったり来たりを10回以上繰り返しました。地図上のルートでは明神~上高地間と大曲先~グリーンバンド間を何度も行ったり来たりのギザギザ鋭い三角形の軌跡が20回くらい繰り返されて播隆窟(坊主岩小屋)で正常に戻っています。

荷物は重いけどルンルン🎵登っていく。さらに丸山の脇から先は直登ルートの始まり。まだ雪にクランポンが効くので登りやすい...と言っても"重""急"キツイ💦
 やっとの思いでグリーンバンドに到着。ここで大休憩☕😌💕

 

グリーンバンドまで来ました あと標高差350m
 

槍がどんどん大きくなります
 

雪渓の上は直登 キツイ!


 パンを食べてエネルギー補充🔥
そこからは緩い登り...でも、直射日光と反射光の攻撃+高度順応💦
 小屋直下の急登は斜度28度位❓雪がズルズル崩れるので、キック歩行を心がける。

 

 

肩の小屋は見えてるんですけどね~
 

飛騨乗越を見る

 

 漸く槍ヶ岳山荘到着。太陽の光を燦々と浴びて☀️☀️☀️

 

山荘前で記念撮影
 

賑わっていました


チェックインして、荷物を下ろして即ランチ...
 もちろん...槍のキーマカレー🍛うんまい💓

 

槍のキーマカレー


 そこからの穂先へ💨
まさか、スキー靴で穂先に登ることになるとは...でも、クランポンはしてるもん...って、それが余計に歩きづらくさせてる。_(^^;)ゞ手間取って穂先到着🥰

 

スキー靴にクランポン 17回めの登頂です!
 

常念岳
 

西鎌尾根
 

槍ヶ岳山荘
 

大喰岳
 

南岳~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~前穂高岳(ウマノセ~ロバの耳~ジャンダルムも見えます)
 

常念山脈


 この時期に北鎌尾根から登ってきたという青年が居て、上高地からのバスの話で盛り上がり、記念撮影もしてもらって✨やっぱ槍はええのう💓

(ここでのエラー:槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂往復の軌跡が記録されなかった。実際の状況としてスマホには16時39分到着(槍ヶ岳山荘)と表示されていたので原因が不明です)

下りも難儀して、でも凍った雪にもクランポンがしっかり効いてok。

 さて、夕食...メニュー変わりませんね〰️でも、体力使ったあとの中華の辛さはご飯が進む🎵

 

いつもの中華です
 

ちょっとアーベントロート



そして、Sunset🌇
あれれ?ドローンの違法飛行してる人がいる❗
 違反項目だらけなので、後が怖いですよ。航空法 国立公園法 民法に違反してますよ。

話戻して、夕陽が美しかった💓

 

Sunset


もう寝ます〰️爆睡😪💣️💤

4日目

ご来光が槍の袂から。力強い🌅

 

いつも穂先からのご来光だけに初めて山荘から見ました
 

雪渓に朝陽が 早い人はすでに下り始めています。
 

大分陽が射してきました。
 

大喰岳
朝食


朝ごはん頂いて、滑走準備。キッチン3180(さいはて=槍ヶ岳の標高)でコーヒーを頂いてさあ出発💨

 できるだけ陽が当たってる右側へ...結構硬いですね。自分の先にスタートした人が山荘直下の急斜面で転倒滑落しています。
 1ターンめ、いつものように谷回りで軽く加重したら後半の板の抜けが良すぎてかなり走ったので、2ターンめからはテクニカルスキッドターンで❗
 このターンは谷回りでの加重に加えて、山回りの最後でもう一度加重することで板の撓みが再度キツくなりトップが上を向くことで、板の走りすぎを押さえるテクニックです。

 

 


 まあ、そこからは結構荒れたところもあり滑走ラインを選びながら下りて大曲...
 さあ、ここからは所々沢に穴が開いて水が勢い良く流れてる。
 ボーゲン、横滑りをしつつ...ラインを見極めて慎重に下りて行きました。

ババ平には先行した方が板を外してウォークモードに組み換えしてました。
お互いの労をねぎらい、ここから上高地までの地獄の道程を話ながら...
 ババ平から槍沢ロッジ、後ろから追い付いた方から"すいませ〰️ん、赤い靴用の物外れてませんか〰️"
 あれれ😱ブーツのソールプロテクターの右足が外れてる。お礼を言って拾って再装着してスタート。下が凸凹だと時々外れます。それも右足が多い🤔

 槍沢ロッジ到着。預けていた荷物(少しだけですが)を引き取ってポカリスエット飲んでリスタート。地獄のニマロジ間(二の俣ー槍沢ロッジ間)起き上がりきってない木の枝に何度も背負った板が引っ掛かる‼️ん、もう😫
 二の俣を過ぎて、一の俣の雪崩あとを乗り越えて橋を渡って...と、槍見河原で足元見るとまた右足のブーツプロテクターがない...すこし戻って回収して...さらにわさび沢。透き通る清水...と、今度は左足のブーツプロテクターがない...ちょっと戻って回収して...なんて漸く横尾💦

 ここで一休みして、スキー靴のままスタート。工事のために迂回して徳澤へ。
 さすがにスキー靴での歩行はキツくなってきた...ので、スニーカーに履き替え...でも、自分のリュックに板とスキーの両方をくくりつけるのはリュックが持たないのでブーツをケースにいれてリュックにくくりつけ、板は肩に担いで行くことにしました。

 足元が軽くなって最高🥰
明神に着いて数分休憩してすぐスタート。上高地へ...この区間はハイカーも多くて賑やか、そして、河童橋...人を掻き分けて今日のお宿 上高地パークロッジ到着💦

(ここでエラー:明神から上高地までの軌跡が一直線になってしまった)

 部屋に入ったら真っ先にお風呂😌♨️気持ち良すぎ💓髭を剃ろうとしたら、サングラス焼け...久しぶりだな〰️🤔
 お部屋は全面リニューアルされて椋な内装...何より全館ともテレビが無いのが新鮮です。ただ梓川のせせらぎが窓から聞こえるだけ。
 スマホでニュースも天気予報も見れる時代..静かに過ごせていいと思います。

 

夕方の河童橋
 

Park Lodge 上高地
 

ディナー 薪火料理も交えて種類豊富
 

頂きました
 

朝食 これ食べて あとはバスと電車で寝るだけ・・・当然ふ〇る!



というわけで、槍ヶ岳滑走は無事コンプリートしたのでした。最後までお付き合い頂きありがとうございました🙇

※今回のエラーはYAMAPさんに問い合わせ中ですが、ここ近日の太陽フレアでGPSが狂うというような話題もあり、GPSによる自位置捕捉が確実とは言えないのかもしれません。尚、YAMAPでの軌跡が飛ぶエラーについては、アメブロ”情熱山脈のブログ”で解説しています。”情熱山脈のブログ”で”YAMAPの軌跡”で検索をお願いいたします。