4月も第1週末 はやいもので子供たちの春休みも終わって新学期スタートですね。
苗場は今日が23-24冬シーズンのラスト
ことしは3月第1週くらいでクローズかと思われたのが2月下旬からのドカ雪で本日までダウンヒルコースがグルーミング付きで滑れるという素晴らしさ。
アサイチ ご祝儀滑走で1本滑って田代へ。
田代ロープウェイで上がってリフトを乗り継ぎかぐらへ~かぐら第5ロマンスリフトに乗ってBCゲートまで。
10時30分 昨日とほぼ同時刻。
板にシールをつけてスタート。昨日よりは気温が高く、風もないので少し蒸し暑いくらい。一面の銀世界ですよ~湯気が立ってる(ように見えるくらい蒸し暑い)
ですが...ウエアはインシュレーション機能ばっちりのシャツとフリース…そしてBC用のジャケットはウインドブレーカーですので通風ジッパーを開けて。
それで、汗をかかないペースで登っていきました。
昔は、こんな時、ジャケットを脱いでリュックにかぶせてシャツ1枚で登っていきましたけどね。
インシュレーションの技術を知って、ゲレンデレストランのような室内もこのようなBCエリア登り、そして滑走時まで同じ着こなしでイケるのは便利です。それで、快適だという...
さて、山頂…
Xのフォロワーさんとばったり...好きですね~
今日のような春の重い雪の滑り方についてご質問を受けましたので私信をお話ししました。
記念撮影…スマホで撮ったものがなんか神々しい。お迎えが近いということか...
さて、今日は田代ロープウェイ山麓駅で14時から豚汁振る舞いサービスがあるのでさっさとスタート。
重い雪ではあるものの、結構曲がります。山頂から北へ向かって数十m 針路を右に。ここは微妙なんですが、どこで曲がるかでその先のツリーランの滑りやすさが変わります。
林の南側、つまりは棒沢側を巻くのもよいのですが、あまり面白くない。
今シーズンはあまり凸凹なく林を抜けて、その先の平らなところに直下り。妖怪板つかみに用心して...チョットだけいましたが。
その先の林。その先の大斜面に向けて少しずつ滑るラインを修正しつつゆっくり抜けていきました。
反射板を100mくらい下に見下ろす大斜面上。
反射板下 南向き大斜面 林を挟んで 棒沢側大斜面と3つの大きな大斜面があります。
今回は、棒沢側の斜面をチョイス。斜面を区切る木々の間を抜けて斜面上へ...
そこからはヨーイドン。爽快 気持ち良すぎる...
あっという間に三ノ沢上の稜線まで来ました。
そこからは南北に長い稜線があって、そこからドロップするルートはいくつかあります。
今回は、田代に入ってかぐらへ向かう途中に目星をつけていたので、稜線の途切れ(少し深い沢がある)まで北に向かってそこからドロップしました。
今年は雪が多いですね~重くてターンしにくい雪なんですが余裕でターンできる。
このような雪は板を雪面に対して角付け(板を断面を雪面に対して斜めにする)すると、板が重い雪に潜って曲がらないという現象が起きて、それを曲げるのは力が要ります。
こういう時は、ターンの切り替えで身体が板よりも斜面の下に移動したとき脛を少しターンしたい方向にまげて板にターンのきっかけをつけてやって、そこからはかかとに全体重をかけて板を身体の下から押し出すようにすれば結構力を使わずにターンできます。
このターンはスキーを習う場では、後傾暴走という悪い例なんですが、このような春の重い雪でのターンでは有効です...が、ターン終了の際、意識して遅らせた身体を板に対して先行してクロスオーバーさせなくてはいけませんので上級者のテクニックですね。
また、板が自分の下をビューンと抜けて走っていくのですが、その先に木などの障害物がないように。衝突しないように!
というわけで、楽しいツリーランをして、もう少し楽しみたい...でも、季節は春…
三ノ沢も水が流れ出してるだろう。というけで、ゴールの田代チャレンジバーン下へむけてトラバースを始めました。
そして…案の定、三ノ沢を見下ろすと所々、大きな穴が開いていて水音が。穴も積雪の多さに比例して深いです。あんなところに落ちたら...
というわけで無事田代チャレンジバーン下に到着
爽快で愉しいバックカントリースキーでした。