みどりの窓口...一般的な特急券などを購入するための有人窓口...
なぜみどりの窓口っていうの・・・なんか、チコちゃんに叱られる のノリですが...
この窓口で発券される切符の色が緑だったからなんですね...
私が小さい頃確かに、連続専用紙にタイプ打ちされたような指定券だった記憶があります。たしかに切符の地色は薄い緑色でした。
時が経ち、幹線の駅では、タッチ式のICカード SuicaやPasmoなどが標準となりました。
そして、JR東日本では、スマホで列車の席の指定が出来る えきねっと というアプリの実績も落ち着いてきたので、みどりの窓口の廃止に舵をきりました。
スマホで切符予約ができない人は?自動券売機で...という訳ですが...じつは、券売機では一人当たりの時間がかかり過ぎて、結局自由席しか取れないということもありまして...
時代はスマホです...というと、スマホ持ってない人は?とか、スマホになれてない人は?という論に発展しますが、そのような人のための自動券売機と割り切って、スマホ決済が出来るくらいの方であれば、スマホで列車の座席を予約、上記ICカードと連携して、駅に着いたら真っすぐ改札...スマホでタッチ...指定された座席に座っていれば検札もなく...というのがお勧めです。
さて、ICカードですが...プラスティックのカードでも良いのですが、思い切ってスマホにしてしまった方が使いやすい。何しろどこでもチャージできます。クレジットカードよりはポイント率も高いことが多いのでは?
このような画面になります。ご覧の通りチャージがスマホからできます。下車駅で残高不足で精算機で慌てて精算する手間もありませんし、私鉄乗り換え通路もタッチだけで通れて、私鉄の下車駅でタッチするだけです。
最初の画面はこんな感じです。列車を検索してからログインしても、ログインしてから検索しても良いです。
1月の日曜日の5時台に越後湯沢から東京へ向かう新幹線を検索してみました。
ここで乗り換え1回と出ていますが、実は、高崎から長野新幹線に乗り換えた方が、そちらが先に発車するので速いんです。お急ぎの方向けですが...
あらためて、空席を見ていきます。すべての該当する号車の空席(前の画面でグリーンを選ぶとグリーン車だけ、指定席を選ぶと指定席のみ)が表示されます。
10号車のA2を見てください。上の図は越後湯沢→高崎です。
この図は高崎→東京です。A2なら全区間で空いてますね。
今回は、期せずして、越後湯沢から東京までの区間で越後湯沢~高崎 高崎~東京という2区間に分けた検索となりました。
お気づきでしょうか...そうか!!!
みどりの窓口では、途中で席を移動しても良いですから空席ないですか?と聞かないと、途中で席が変わるけど座っていける指定券はとれません。しかも、後ろから”まだか、早くしろ!”という視線をたっぷり浴びての係員との折衝はね...
例えば、越後湯沢→高崎でA2が開いてるが、高崎→東京はA2が開いてないがA5なら空いてる...お盆や、連休最終日の列車などではよくあるパターンです。
この場合、高崎で3列後ろに移るだけです。
いかがでしょうか...私は、アルプス登山の帰りの中央特急あずさ 松本→新宿で時々この技を使います。なんどか、途中の甲府で席をずれるだけ...
切符の予約も楽々...ドラゴンドラ紅葉の時も、苗場から路線バスに乗ってから、えきねっとにログインして座席を予約して、越後湯沢に着いたら改札へ直行、スマホをタッチするだけ...
地元の観光業者や商店でもみどりの窓口閉鎖に関して、結構お客様のクレームが耳に入っているようで、JRに申し入れなどをしたりしてるとか...JRでも係を出して、券売機での購入をサポートしているそうですが...
Quick PayとかPayPayなんか使っている方であれば、容易です...
まあ、JRの強引さはという感覚も無きにしも非ずなのですが、時代に逆らわずスマートに...
もちろん私はJRの回しもではなく善良なる1スキーヤーでございます。