合掌 いつもお読みくださりありがとうございます。
疾風怒濤のお盆が終わり、少しホッとしております。
8月2日~12日まで、お檀家さんと共にお墓参・切畑地域以外のお檀家さんへお参り。
11日、別寺院でのお施餓鬼へ出仕(住職)。
13日~15日、お檀家さん宅へ棚経。
16日、当山お施餓鬼、17日、別寺院への出仕(住職)と、ご飯を食べる暇もなくお経を上げます。僧侶冥利に尽きることですが、今年は特に暑かったですので、なかなか応えましたね。
しかも私は、更年期なのか体重が増したせいなのか(!)顔から滝汗が出るようになり、肩にかけたタオルがすぐビチャビチャになってしまうほど。。お経の最中もポタポタとたれてきて参ります。
「命の母」など飲んだ方が良いのかしら・・
それはさておき、棚経は、住職のお付きの者として次男も一緒に付いて行ってくれました。
7月の子ども修行の仲間が棚経に付いて行くと聞いて、「自分もそうする!」と自発的に申し出てくれました。
未熟なお経ではありますが、お檀家さん方も概ね喜んで迎えて下さったようで、本当にありがとうございました。
仲間って良いなあ・・とつくづく嬉しく思いました。
そして、今年もお陰様で無事お施餓鬼を勤めることが出来ました。
施餓鬼とは、餓鬼界で飢えや乾きで苦しんでいる霊魂に施し、供養する法要になります。
だから水分の多い瓜や、たくさんの食べ物をお供えすることが功徳になります。
前日に総代役員の皆さまが集まり、須弥壇や幕、花など全て飾ってくださいました。
いつもありがとうございます。
当日は、午前9時半から歴代さん、能勢家、英霊と続き新施餓鬼の方々。
午後1時から本願人・一般施餓鬼、2時から永代施餓鬼、お供え物志納者回向と続きます。
歩きながらお経を唱える行道は息が上がりますが、お上人方は颯爽として美しいです。
私は顔汗が拭けず流れてきて恥ずかしかった
しかしそんなこと言っていられませんので。仏さまにお経をお届けするのが私たちの役割ですので。
変わったことといえば、今年から式衆も椅子席にしました。お経に集中出来て良かったです。
鐃鈸(にょうはち)の紐が切れるトラブルもありましたが(金具は見たのですが紐は気付かなかったのです・・ゴメンなさい・・)お式の進行を妨げず平常心で素早く調えて下さったり、ほかにもお檀家さんにお声掛け下さったりと、出仕のお上人さま方には色々と自分では気付かないことを助けて頂き、毎回勉強させて頂いてばかりです。
ありがとうございました。
そしてこのお施餓鬼に上がりましたスイカで、例年通り子どもたちを招いて納涼スイカ割り&花火大会をしました。
その記事はまた次回にでも。
↓オマケ☆
お寺の一角にある花の鉢植えですが、ついに・・!
スイカの実がついていました! 5月に気まぐれで鉢に植えてみたスイカ。
花はいくつか付いていたのですが暑さで枯れそうになっていたりで、やっぱりこんな鉢植えでは無理かなと思っておりましたが・・嬉しい。
可愛いですね。結実。感動してしまいます。食べられなくても嬉しい。
詳しくは5月21日付け令和6年度「声明講」の記事のオマケ☆をご参照ください。(笑
合掌 南無妙法蓮華経
三拝(裡)