私の最終目標 | 大阪発・筆跡診断士 山上りるも 筆跡は心の鏡

大阪発・筆跡診断士 山上りるも 筆跡は心の鏡

筆跡診断士歴20年。筆跡心理学・人間心理・教育に関する講演会講師をしています。
日々の出来事、人間心理に関すること、また、2011年に患った卵巣がん克服までの道のり等、健康に関することも書いています。すべて体験して気付いたことです。


私の、最終目標

1番の夢は、おとなの居場所を作ること



まずは、女性の居場所を作りたい

私は、女性の味方でありたい


私の考えは、
子どもの居場所以上に

おとなの居場所が必要だということです



女性がなんでも話せる場所、
自分のことを理解してくれる仲間や
自分の居場所があれば


子どもが犠牲にならないということです


わかりやすく言えば、
おとながSOSを出せる場所
愚痴や、苦しみを言える場所があれば


子どもへの虐待は減るでしょう


何度かニュースで目にしましたが
母子家庭のお母さんが
子どもと一緒に命を絶つというニュース

このお母さんは、

相談できる人がいなかったのでしょう


居場所がなかったのでしょう

子どもたちの逃げる場所も必要だけど
おとな達の逃げる場所も必要だというのが
私の考えです

おとなの心を癒すことができれば
自ずと、我が子への接し方が変わるでしょう

以前、私は、
大阪拘置所で罪を犯してしまった彼女たちを対象に
授業を行なっていました

皆、塀の外での居場所がなかったのでしょう


もし、彼女たちの場所があれば、
塀の中に入ることはなかったでしょう


Aさんは、まだ20代だったと思います
罪名は「殺人」です
我が子を殺めてしまったのです

彼女の行為は、決して許されることではありません
当然、罪を償わなければなりません

しかし、


殺めてしまったことだけに焦点を当てるのではなく
「何故、殺めてしまったのか」という

彼女の、心の部分に焦点を当てることが

最も重要なのではないでしょうか


どんなことであれ、
原因があるから、結果があるのです

例えば、(極端な例ですが)
部下が失敗したから、上司は怒った

部下が失敗しなければ

上司は怒りませんよね


必ず、原因があるのです



我が子を殺めてしまった彼女は、

とてもおっとりしていて

可愛らしい女の子でした


まさか、この彼女が‥
誰もが、そう思うでしょう

今、彼女は
塀の中が自分の居場所です

しかし、いつか
塀の外に出たとき
彼女の居場所はあるのだろうか

そう思うと、心が痛みます



私が、女性の、居場所を作りたいと思ったのは

私自身が、幼少期、

自分の居場所がなかったという点も大きいです


そして、この彼女と出会ったことで

やっぱり、夢を実現させたいと思ったのです



ここ数年、このような話しを

色んな方に口頭で話してきましたが

皆さん、反応できず黙ってしまいます


それ以来、口にしなかったのですが‥

やっぱり、私は、諦められないのです

自然豊かなところに
土地を買って、みんなで自給自足の生活
憧れるな‥

おとなたちがいて、

子どもたちがいて


みんなで誕生日を祝ったり、

みんなでバーベキューをしたり、

そんな居場所を作りたい‥

山上りるも、個人で作りたい

これが、私の、
最終の夢(目標)です!