つかわれるための努力 クリスティアノ ロナウド

 

UEFA EURO2024 ドイツ

グループF

6/18 ポルトガル2-1チェコ

 

クリスティアノ ロナウドをみていた。

チェコのディフェンダをまくために、

あちこち動いているのだろう、

とおもっていた。

が、

クリスティアノ ロナウドは最前線を悠々とあるき、

オフサイドラインにつめる。

そして、

いくたびと左手をあげる。

チームメイトに攻撃への準備完了の合図をつたえる。

かれはくりかえす。

 

アル ナスルFC (サウジアラビア)では、

今シーズン、

リーグ戦31試合に出場し、

35得点し、

サウジ プロフェッショナルリーグ史上最多得点での得点王になっている。

バリバリなのである。

そんなかれを凌駕(りょうが)するほどの選手はほかにいない。

だから、

クリスティアノ ロナウドはポルトガルナショナルチームにはかかせないのだろう。

 

ポルトガルナショナルチームのかなめとして、

フォワードとして、

つかわれるための努力をおこたらない。

その結果にすぎないのだ。

 

この試合、

決勝ゴールをきめた、

チコ コンセイソンをたたえるすがたをみて、

あたまがさがるおもいであった。