サッカー入門

 

つねづねおもうこと。

フットボールサッカーの入門書解説書をみると、
インサイドキックは数行。
捕球(トラップ)については半ページ。
ほとんどはそれいがいのことがらについて、
おおくの写真をいれて解説?する。

サッカーとはどんな競技か。
ボールをとめて、
蹴る。
そのなかで、
ゴールをきめる。

であるならば、
解説の要諦(ようてい)は、
とめる、
そして、
蹴る、
ためのものでなければならない。

川淵三郎さんが学生のころ、
ドイツ人コーチ
デットマール クラマーさんは、
全日本の選手に、
インサイドキック
をおしえたという。

むかしむか~しゆえのことではない。

サッカーとはどういう競技であるか。
それを整理するために、
浸透度をたしかめるべく、
デットマール クラマーさんはおっしゃったにちがいない。
デットマール クラマーさんにはおしえたつもりはない。
川淵三郎さんがおしえられたとおもいこんでいるにすぎない。

いまもむかしもかわりない。

精確なパスを蹴るのは、
インサイドキック
競技中にいちばん回数のおおい、
ボールタッチは、
インサイドキック
をおいてほかにない。

わたくしならば、
捕球(トラップ)、
そして、
インサイドキック
について、
ほとんどのページを割くだろう。