イヴィツァ・オシムさんが亡くなった。

追悼行事はおおい。

けれど、

オシムさんのサッカーとはなんであったのか。

語られていない。

 

オシムさんはサッカーを分析した。

かれの方法で。

 

かれの方法。

いしずえはサッカーがすきであること。

サッカーでめしがくえる。

それへの感謝。

サッカーに関してはつねに能動でいられたこと。

サッカーがすきであればこそ、

試合をみることがなによりたのしい。

 

サッカーの本質とはなにか。

あるべきすがた。

それらは構築されていく。

一定の判断基準でみると、

試合にはさまざまな要素が含まれていることにきづく。

 

試合をみる。

かれの眼をとおして試合をみる。

こうあるべきだとかんがえる。

それを見識という。

批判的にみつめることで、

そこにはじめて観察眼はやどる。

 

わたくしは一時期、オシムさんひきいるチームの試合をつぶさにみた。

いち観客として。

で、

そこでくりひろげられていたサッカーについて整理してみたい。

 

過去の記事から