熱中症アラートが発令されているこの時期に連日の農園での肉体労働で今日の私の身体はガタガタ。
昨日嫁さんは私と一緒に7時間も農園で草刈り作業をしたのにいつも通りに午前6時には切り花の出荷準備をやり始め、8時前には出荷に行きました。
今朝私はいつも通りの6時に起きたのですが、リビングルームのソファに寝転がって二度寝です。
ほんと、久々ですよ、朝から何もせずに家でゴロゴロできるのは。
嫁さんから言われた今日の仕事は一つだけ。
乗用草刈り機のガソリンタンクのキャップが何故か半分に割れてしまったので、車で10分のところにある地元の農機具販売店に注文しに行くだけでした。
明日には届くとのことでした。
冷房がガンガン効いているリビングルームで好きなDVDを観ました。
観たDVDはコレです。
私は小学4年生の時にTVドラマ「奥様は18歳」を観てから還暦を超えて63歳の今まで岡崎友紀ちゃんの筋金入りの大ファンです。
4年前に日本に帰国してから「おくさまは18歳」や「なんたって18歳!」の全巻DVDを購入しただけでなく、レコードプレーヤーもないのに「私は忘れない」などの岡崎友紀ちゃんのEPレコードをヤフオクで落札しています。
当時のEPレコードには岡崎友紀のピンナップ写真が添付されているからです。
プロマイド写真は言うまでもありません。
ここだけの話ですが、それらは私の密かな宝物です。
嫁さんにすれば私は気持ち悪いオヤジになります。
そりゃそうかもしれません。
小学4年生に見ていたTVドラマのテーマソングなんかを63歳のオッサンが口ずさめるのですからね。
自分でもちょっと気持ち悪い男だと思いますよ。笑
先日嫁さんの一回り年下の従妹が遊びにやってきたのですが、大学4年生の息子が夏休みに居酒屋で頑張ってバイトして貰ったお金を彼が推している女性アイドルの同じCDを何枚も買っているのを発見してガッカリしたと話していました。
CDって一枚あれば十分なのに...と嘆いていました。
しかもそのアイドルの名前も聞いたことがないし、テレビでも観たことがないらしいです。
その話を聞いて私は笑うだけで話には加わりませんでしたが、その従妹の息子の気持ちは私には120%理解できると心の中で思ってました。
私も同じタイプの人間だからです。
男にとってアイドル女性にお金を使いたいものなのです。
出会って握手をしてもらうことは一生無いですが、それで十分なんです。
以下の写真の1971年12月号の近代映画という雑誌は岡崎友紀ちゃんのファンとしては凄く欲しいものです。
岡崎友紀ちゃんの18歳記念に撮られた写真が沢山掲載されており、岡崎友紀ちゃんのファンにとっては是非手に入れたい物の一つなのです。
当時小学5年生だった私は母親に岡崎友紀ちゃんに恋焦がれているので、岡崎友紀ちゃんが特集された雑誌やレコードを買って欲しいとは一度も言えませんでした。
そして私がシカゴで暮らしている間に日本でヤフオクというサービスが開始され、岡崎友紀ちゃんのグッズが手に入るようになったのですが、落札出来てもシカゴまでは届けてくれません。
だから私は帰国するまで我慢していたのです。笑
帰国後は水を得た魚のように買いまくりましたね。
ドラマの全巻のDVDは言うまでもなく、レコードやプロマイドなど...
そして今回、上記の雑誌がオークションに出品されたのです。
今までにヤフオクで落札した岡崎友紀ちゃんのグッズが家に届けられると嫁さんはため息をついていました。
嫁さんは「岡崎友紀って何歳❓ えっ、うちらより7歳上❓ 今は70歳近いおばあちゃんやん❕」と馬鹿にするのです。
深田恭子や綾瀬はるかだったら何とか許してやるけど、おばあちゃんの岡崎友紀は気持ち悪いで❕と嫁さんは言います。
嫁さんは何てことを言うのでしょうか、ファンとしてはアイドルが70歳になろうと80歳になろうとずっと憧れるものなのです。
私にとっては深田恭子や綾瀬はるかじゃダメなのです。
そして私がラップトップPCで上記のヤフオクに出品された雑誌を見ていたら、嫁さんが冷たいコーヒーを持って来てくれた時に思いっ切り見られてしまいました。
「えっ、こんな古い雑誌が9千5百円もするの❓ アンタ、買うの❓」と嫁さんが訊いてくるのです。
私は嫁さんに現在の価格は9千5百円だけど、誰かがその上の金額を賭けたら価格が上がるので、どれだけの金額で落札できるかは今は判らないことを話しました。
「アンタの小遣いやから何を買ってもいいけど、岡崎友紀の古い雑誌に1万円もお金を使うよりもマッサージに行った方がええと思うで」と嫁さんは言うのです。
古代歴史マニアでもある私は3年前に後期の縄文式土器をヤフオクで高額で落札したのですが、嫁さんは匂いのする縄文式土器を見て、この人は無駄な物にお金を使う人だと思ったが、岡崎友紀の雑誌よりも土器の方が遥かに理解できると言うのです。
私が日本で一番行きたいところは青森県青森市にある三内丸山遺跡です。
嫁さんに一緒に行こうと何度も言っているのですが、そんなところは死んでも嫌❕だと言います。
嫁さんだけでなく、悪友達の誰一人もそんなところを訪れるために青森まで行く気がしないと馬鹿にされています。
だから嫁さんはハーレーに乗ってバイクツーリングで一人で行けばいいと言うのです。
嫁さんは三内丸山遺跡には全く興味がないが、私がそこへ行きたい探求心は理解できるので、そういうことにお金を使うのは価値があると言ってくれます。
でも嫁さんは岡崎友紀はないやろ❕と言うのです。
嫁さんは何も判っていないのです。
人は無駄な物にお金を使うほど楽しいものなのです。
無駄なものであるほど楽しいのです。
でもね、昨日嫁さんは私と一緒に7時間も農園で草刈り作業をしたのに今朝もいつも通りに午前6時から切り花の仕事をしているのです。
岡崎友紀ちゃんの雑誌を落札するために1万円以上のお金を使ったら、嫁さんの数日分働いた収入と同じになります。
嫁さんは切り花はお金儲けではなく、好きでやっているのでそれを気にする必要はないと言いますが、嫁さんにバレたからは今回は止めておくことにしました。