昨日の続きです。
自称インスタントラーメン評論家の私は美味しいという評判のインスタントラーメンを聞けば手に入れて食しています。
シカゴから帰国して丸3年になりますが、地元の最大のスーパーマーケットの平和堂に置いているインスタントラーメンは全て制覇しましたよ。
因みにインスタントラーメンと言ってもざっくり別けると3種類あります。
チキンラーメンやサッポロ一番のような油揚げ麺。
スガキヤのインスタントラーメンの様なノンフライ麺、半生タイプですね。
そしてこのブログに何度か紹介した和歌山ラーメンや来来亭のインスタントラーメンは生麺であり、スープも液体です。
ほとんど店で食べるものと変わらないと思います。
滋賀の地元のスーパーマーケットに置いてある上記3種類のインスタントラーメンのほぼ全てを制覇したのではないかと私は思っています。
そんな筋金入りのインスタントラーメンマニアの私に息子は私が食べたことのない美味しいインスタントラーメンを紹介してやると言って、はまぐりだし 塩ラーメンを送ってきたのです。
はまぐりの出汁が効いた美味しいスープに私好みの細麺の塩ラーメンを食べたら絶対に僕に感謝することになると生意気なことを言うのです。
前回の日記にも書きましたが、息子は日本に帰国したシカゴ時代の友人が美味しいインスタントラーメンを見つけたので息子が住むセントルイスまで送ってくれました。
それを食べたら絶品だったと言います。
幾ら私がインスタントラーメンを頻繁に食べていると言っても全てを食べられるわけではありません。
何しろ1年間に発売されるインスタントラーメンはローカル版を含めると1000種類らしいので、私が滋賀の平和堂などの地元のスーパーマーケットで手に入るインスタントラーメンは極一部です。
ですから息子が私が感謝するほどのインスタントラーメンを発見したことは有り得ることです。
しかし自称インスタントラーメン評論家の父親の私にインスタントラーメンを送りつけてくるとはいい度胸を持っていますよ。
私とは真逆の人間である息子とは映画とラーメンのマニアであることだけは共通しており、その2つの話をする時はいつも真剣勝負ですよ。
私が感謝するほどのインスタントラーメンだと言い切った息子には、もしそのはまぐりだし 塩ラーメンがいい加減なものだったら、私は息子を許しません。
今回は完全に私の負けでした。
はまぐりの美味しさが詰まったスープ、そしてコシのある細麺は私の好みにドンピシャであり、間違いなく中毒になってしまうものでした。
和歌山ラーメンの様にスープに豚骨のコッテリさがなく、はまぐり味のさっぱりしたスープであり、昨夜に食べた二郎ラーメンの様に極太麺ではなく、コシのある細麺なので、頻繁に食べられるインスタントラーメンなのです。
前述した様に私は4年前に帰国してから非常に沢山のインスタントラーメンを食べましたが、よくこんな美味しいものが残っていたことに嬉しくなりましたよ。
私のインスタントラーメンのトップ10に入りました。
我が村で一番の貧乏農家の私は美味しいインスタントラーメンに出会う事が出来ただけで幸せな気分になるのです。
ネットで調べてみたら、この美味しいラーメン10個がAmazonで2000円以下で買えることを知って嬉しくなりましたよ。
こんな事で嬉しくなるなんて...俺って安い人間だなぁと思います。
世界を飛び回って仕事をしていたエンジニアだ❕という自負がありますが、一個200円以下のインスタントラーメンなんかに喜びを感じているのですから、私は間違いなく安い人間です。笑
世界を飛び回って仕事をしていたと言うなら、色んな国で美味しい物を食べただろうと悪友達からも言われますが、この塩ラーメンの美味しさレベルに出会ったのはたった2つだけです。
このブログに何度も書いていますが、アムステルダムのチーズとウィスコンシン州の四川料理レストランで食べた炒飯だけです。
シカゴで22年間も不味いものを食べていた私には日本のインスタントラーメンのレベルがどれだけ高いのかがよく判ります。
世界の何処へ行こうとも日本ほど美味しいものを発見できる国はないことを私は断言します。
200円以下でこんなに美味しいはまぐりだし 塩ラーメンが手に入ることを幸せに感じる人は少ないかもしれません。
200円以下のインスタントラーメンをニタニタしながら喜んで食べているのを見られたら、惨めな生活だと思われてしまいます。笑