比叡山の麓にある本農園で夕方4時前に作業が終わり、軽トラで自宅に向かったのですが、その時に既に身体の異変に気付いていました。

軽トラのハンドルを握る左手が自分の意識とは別の動きをし始めてました。

 

ヤバイ❕ こむら返りが起き始めている...

 

そう感じた瞬間にハンドルを持つ右手の親指も自分の意識とは関係なく反り返ってきたのです。

 

これは本当にヤバイぞ❕

 

右手までこむら返りが起き始めている...

 

本農園から自宅まで車で5分ほどです。

軽トラを停めなければ事故をしてしまうのではないかと思いましたが、その時は既に自宅まで30秒。

一速ギアで10㎞のノロノロ運転で自宅まで何とかたどり着きました。

 

気分的なものもあるのでしょうね、自宅に着いたら身体全体がこむら返りが起き始めるような感じになってました。

自宅に着いているのですから、倒れても嫁さんが何とかしてくれるだろうと思ったのですが、本当に3分後に本当に倒れて身体が動かなくなってしまったのです。
 
嫁さんが冷えたレモンソーダのボトルを出してくれたのですが、それを飲んだ瞬間に何故か身体全体が委縮してしまって、椅子から転げ落ちて、コンクリートの地面に倒れてしまいました。
こんな風に倒れたのは初めてです。
 
去年の日記に書きましたが、前回自宅で倒れたのは二階のリビングルームに行くために階段を登っている時でした。
階段から転げ落ちたのでしょうね、気付いたら頭を下にして階段下で横になっていました。
両足は階段の上にありましたよ。笑
全く動けない状態だったので、嫁さんは確か氷か濡れタオルか何かで頭を冷やしてくれたと記憶しています。
30分ほどそのままの状態でした。笑
 
そして嫁さんのいつものセリフです。
今回も同じでした。
 
「救急車、呼んでほしい❓ そのままにしてたら動けるようになる❓ どっちや❓」
 
人間、倒れてからしばらくは声を出すのも困難なものですよ。
私は直ぐには返答できなかったのですが、普通は夫が目の前で倒れて返事が出来ない状態だったらすかさず救急車を呼ぶものですよ
 
うちの嫁さんは違います。
「コンクリートで寝ていたら頭が痛いやろ。座布団持ってきたるわ」と言って、座布団を頭の下に敷いてくれました。
 
えっ、それだけ❓
 
まぁ、今まで私は農作業が終わった後や最中に農園でも自宅でも何度も倒れているので、嫁さんは私の顔を見たら救急車を呼ばなければならない状態かどうかを判断できるらしいです。
嫁さんによると、私は精神的に弱い男だからちょっと身体がしんどかっただけで助けてくれる人を見たら安心して倒れてしまうと言います。
 
悪妻を持った俺はこんな風に死んでしまうのやろなぁ...と思いました。
 
コンクリートの地面の冷たさで身体が少し楽になっていったので、助かったと思いました。
私はコンクリートの上で横たわっている間に嫁さんをぼうっと見ていたのですが、クロやクロロ(我が家の愛猫)に牛乳や鶏の胸肉をやっていました。
自分の夫が倒れているというのにうちの嫁さんは平気で猫達の世話をするんや...と思うと何だか悲しかったですね。
 
30分ぐらい冷たいコンクリートの上で横たわっていたら、声も出せるようになったし、その後の10分ぐらいで普通に歩けるようになりました。
私が起き上がって、その場にしゃがみ込んでいると、嫁さんが「早よ風呂に入ってよ。もうお湯が冷たくなっているから丁度ええと思うわ。私は次に入るのをずっと待っているんやで」と言われました。
農園から帰ってきた私が倒れているというのに、よくそんなことが言えるなぁ...と思いましたが、夫が帰ってきて倒れた時に慌てふためく嫁さんよりはマシかもしれないと思いました。笑
 
今回は嫁さんが出してくれた冷えたジュースを飲んだ瞬間に倒れてしまったのですが、還暦を過ぎたこの歳になると身体が火照っている時にいきなり冷たいものを飲むのは危険だと思いましたよ。
嫁さんの親切は私の場合は仇となることが多いですね。笑
 
こむら返りの主な原因は肉体的疲労です。
発汗による水分補給の不足による脱水ですね。
ミネラルなどの電解質の不足も影響します。
今日私は約1.5ℓの栄養ドリンクを飲んでいますので、汗で身体から出て行った成分は補給しているはずなんですが...
 
こんな風にいつも自分の体力の限界まで働いてしまうのは自分自身を嫌いになりたくないからです。
いつまでも自分で自分自身を好きなままでいたいのですよ。
それは自分自身に約束したことを絶対に守るということです。
 
例えば今日の仕事の予定はレモンの苗木を第12レモン畑に苗木を5本植えることと、その畑の排水路を整備することでした。
排水路を耕運機で整備し、苗木を3本植えた時点で体力が限界近くに達していたことを判っていました。
今日の気温や日差しの強さから考えると普段よりも体力が余計に消費されていたのを感じていましたが、自分自身の計画力の甘さを戒めるためにも自分自身に約束した仕事はやり遂げたいと思い、無理して作業していました。
 
友人や知り合いと約束したことはその場の状況によって平気で変更してしまう卑怯な男ですが、自分自身に約束したことは最後までやり抜かないと気が済まないのです。
私、我侭なオッサンなのです。
 
今日も約束したことは頑張って最後までやり抜いた。なんて俺は強い男なんだろう❕
 
作業を終えて、自宅まで軽トラを運転出来るエネルギーが残っていなくとも、そうやって自分自身を褒めてやるのが好きなんです。
還暦になるまでエンジニア一筋で働いていましたが、ボスや同僚達が解決不可能と判断した問題を最後まで諦めずにやった私のスタイルが社内でも評判になり、社内の私の評価が上がって行った経緯があります。
 
私がやれると自分自身に約束したものは一度も破ったことがないのが自分自身を好きになる理由の大きな一つです。
その約束を一度でも破ってしまえばこれまでの人生を否定してしまうことになるかもしれないと思うのです。
自分が馬鹿なことは嫁さんにいつも言われなくても百も承知していますので、自分との約束を破ってしまうような無茶な約束は絶対にしないことはしっかり身に付いています。
それ故に自分が出来ると判断した上での約束は絶対に破ってはならないものだと思っているのです。
 
早い話が、勝てると判断した喧嘩しかしないし、それで自分自身を常に褒めてやりたいのです。笑
 
他人との約束は誤魔化すことが出来ても自分自身を誤魔化すことは出来ませんからね。
自分自身に約束したことが守れなかった時に自分自身に屁理屈を言い聞かせて言い訳する自分が嫌いでなりません。笑

 

以下の写真は本日第12レモン畑に苗木を5本植え終えた時に自分自身の記念に撮ったものです。
この写真を見て、俺は今日もちゃんと約束を守ったぞ❕と悦に入るのです。
どれだけ自分が好きやねん❕と嫁さんによく馬鹿にされます。笑

 

 

以下の写真は第8レモン畑を完成した時に撮った写真です。

このところ、私は連日過酷な肉体労働をしていました。

果樹園を営む農家には梅雨入りする前にやらなくてはならない仕事があるのです。

第11レモン畑も完成しました。

今日私が倒れた原因は連日の過酷な肉体労働による疲れが蓄積されたいたことに気付かず、いつもの作業内容を予定したことだと反省しています。

 

 

そして冷めたお湯に浸かりながら、”今日は倒れてしまうという失態をしてしまったが、予定通りの作業は全て終えた”と自分自身を褒めてあげて、悦に入ってました。笑

 

風呂に入る前にいつもの様に体重を測ったら、何と61㎏というここ20年で最低の体重でした。

昨日の体重は63㎏だったので今日の作業で2㎏も減ったのです。

しかも風呂に入る前に500mlのレモンスカッシュを飲んだばかりだったのに。

上記にも書きましたが、今日私はポカリスエットとよく似た栄養ドリンクを約1.5ℓも飲んでいるのに...

 

173cmの私が61㎏の体重は還暦を過ぎた親父にしてはスリムな体形だと思います。

因みに以下の写真の体重計、嫁さんが独身時代から使っていた物です。

こういうレトロ物、私は大好きです。笑

シカゴから持ち帰った最新の体重計は押し入れに仕舞いました。

 

 

今日の夕食はセントルイス在住の息子達が父の日のプレゼントとして前日の今日に届いた二郎系 極太麺&豚醤油のセットでした。

息子達が二郎系ラーメンを送ってくれるのは二度目です。

 

コレ、滅茶苦茶美味しいラーメンなのですよ。

 

 

 

 

関西人にとって有名な二郎ラーメンは無縁なのです。

しかも極太麺は私の好みのタイプではありませんが、二郎ラーメンは滅茶苦茶美味いです❕

息子が大学院時代に日本に遊びに来た時に慶応に通っていたシカゴ全日学校時代の友人が日本で一番美味しいラーメン屋さんに連れて行ってもらったら、二郎ラーメンだったのです。

慶応大の近くにあるそうですね。

 

前回我々は初めて二郎ラーメンを食べて息子達に滅茶苦茶美味しいラーメンだと言ったら、今回息子は12食セットを送ってくれたのです。

いつも父親の私に生意気な口しかききませんが、父の日のプレゼントとしては100点満点でした❕

 

息子と息子の嫁のGちゃんは自宅に製麺機を持っている豚骨ラーメンマニアです。

息子達もラーメンに関してはそこそこのレベルまで達していることは認めますが、自称インスタントラーメン評論家の私に息子がインスタントラーメンを送りつけてくるとはいい度胸を持っています。

映画の話とラーメンの話を息子とする時はいつも真剣勝負ですよ。

 

つまらない映画や美味しくないラーメンを勧めたらお互い罵り合います。

最近息子が保証すると言って勧めた映画は「ゴジラー1.0」でした。

アメリカでは好評だったらしいですが、私にはギリギリ合格点の70点でした。

そして今回はインスタントラーメン専門のこの私に私が知らないインスタントラーメンを送りつけてきたのです。

 

これは私に対する挑戦です❕

 

息子は日本に帰国したシカゴ時代の友人が美味しいインスタントラーメンを見つけたので送ってくれたそうです。

以下の写真のはまぐり出汁の塩ラーメンは自称インスタントラーメン評論家の父親の私が知らない新しい美味しい味だと息子は保証するのです。

今日は二郎ラーメンを食べましたので、後日この塩ラーメンの評価を書きたいと思います。