最初にお礼を言わせて下さい。

前回の日記も16日の記事の一位でした。

日記を投稿して、翌日に一位になるのはいつも嬉しいものです。

 

 

本文に入ります。

 

3年間続いている宅配BOXの謎は今回も解けませんでした。

我が家の宅配BOXの謎というのは宅配ドライバーが宅配BOXに荷物を入れてくれず、不在票を郵便ポストに入れて帰ることです。

 

嫁さんは毎朝直売店への出荷や買い物がありますし、私は比叡山の麓にある本農園でレモン畑の仕事がありますから、午前中に対面で荷物を受け取ることは難しいのです。

自分でAmazonなどで商品を注文した時は受け取り日時を指定出来ることが普通ですが、知人や友人が”贈り物”として送ってくれたり、遠方の店に電話で注文して、特別な農機具の小さな部品などを送ってもらう場合は荷物が何時来るかは判りません。

 

その時は郵便ポストに入っていた不在票のQRコードをスキャンして、再配達リクエストをするのですが、農機具の小さな部品などを送ってもらった時はそれが来ないと農園での作業が止まったままですので、再配達してもらうまでの1日が無駄になるのです。

午前中に配達してくれたのだから、宅配BOXに入れてくれていれば私はその部品を午後から使うことが出来るのですが...

 

農機具の部品などの重要な部品を確実にその日に受け取りたい場合は私が荷物が届くまで自宅で待機し、それから農園へ行きます。

宅配ドライバーが宅配BOXに荷物を入れてくれれば私は数時間を無駄にしなくてもいいのです。

 

その農機具屋さんは”時間指定なし”でお客さん達に商品を送ります。

その会社ではパソコンで一気に送り状を印刷しますので、2000円や3000円の物を注文した客の為に客の受け取り時間の指定をわざわざ送り状に手書きで書きこむことまではしてくれませんが、安く部品を買えるのでいつも助かっています。

我が家と長い付き合いのある地元の農機具会社にお願いするのが一番楽なのですが、私は簡単な修理なら自分でやるので、約5000円の部品代が2万円以上の修理代になるのは貧乏農家の私はなるべく避けたいのです。笑

 

今回は嫁さんAmazonが注文した苗を指定した午前8時~12時に受け取ることでした。

バジルの苗が3個、送料を含めて3000円ほどの商品です。

 

私の腎盂腎炎も37度を切るようになり、ほぼ平熱状態になりました。
嫁さんは私に回復してからいきなり比叡山の麓にある本農園でキツイ作業するより、自宅前のマイヤーレモンの全ての苗木に肥料を撒く楽な作業で身体を慣らしてから翌日に農園に行った方が良いと命令しました。

少々フラフラしても段々畑で下の畑まで転げ落ちることはありませんからね。

 

畑は日が経つと酸性になってくるので、木や葉っぱを燃やしたアルカリ性の灰とリンを主にした肥料を混ぜた土を根本に敷きます。

リンは 根の伸長や開花や結実を促進する効果があります。

花咲か爺さんが撒いた愛犬のポチの骨はリン酸なので、枯れ木に花が咲いた話は理論的ですよ。笑

下の写真の苗木の根元に敷いた真っ黒のものがそうです。

 

 

 

嬉しいですね、この時期になると花のツボミが一斉に出てきます。

この花が受粉して実がなるのですが、去年は50個ほどだったものが、今年は100個ぐらいあります。

 

もう少しすると花が大きくなり、その匂いが堪らなくいいのです。

甘酸っぱい匂いです。

こういうのが幸せの匂いでしょうね。

収益をもたらす匂いでもあります。笑

 

 

自宅前の畑で作業をしていたら、玄関の前で何か音がしたので、クロネコヤマトさんが来てくれたと思って駆けつけたら、郵便ポストに不在票が入っていました。

 

早すぎるやん❕

 

これは近所の人から聞いた都市伝説ですが、その人は玄関のピンポンが鳴って、テレビを観ていたリビングルームから玄関に行って扉を開けたら不在票が入っていたらしいです。笑

 

 

クロネコヤマトさんが来て、玄関のピンポンを押す時は自宅前の畑で作業していても見えますので、私は絶対に気付いていたはずなのです。

玄関のピンポンを押した時は必ず録画される設定にしているので、クロネコさんが映っているはずなのですが、やはり写っていませんでした。

バッテリーがなくなっていたのかと思って、自分でピンポンを押してみたら、ちゃんと私が映ってました。

 

これは私の推測ですが、クロネコヤマトさんには頻繁に配達して貰っていますので、いつもの場所にN-BOXがなければ留守だと思って、我が家の入り口にある郵便ポストに不在票を入れたのでしょう。

たまたま今回は玄関前の畑で私が作業していたのです。

 

いつもは不在票のQRコードをスマホでスキャンし、再配達依頼を素直にするのですが、今回はたった今、不在票が入れられたばかりなので、人生で初めて宅配便のドライバーに電話しました。

もしかしたら引き返して届けてくれるかもしれないと思ったからです。

 

宅配便のドライバーさんに電話をすると「それは無理です、午後からになります。」と事務的に言われただけでした。

 

「不在票を入れた郵便箱の横に宅配ボックスが置いてあるのに、入れてもらえなかったのは何か理由があるのですか❓」と訊いたら、「そんな宅配BOXがあるなんて全く気付きませんでした」というふざけた返答をもらったので、これ以上この人と話をしても大切な人生の時間が損すると思い、スマホで再配達依頼をすると言って電話を切りました。

 

宅配ボックスが置いてある写真が以下のものですが、商品の配達のプロがこの宅配ボックスに気付かないことがあるのでしょうか❓ 笑

 

 

嫁さんと私にとってはクロネコヤマトの宅配ドライバーさんはヒーローだったのに❕

 

非常に残念です。

 

2020年の年末に日本に帰国した頃はコロナパンディミックで世界中が大変な時期でした。

初期のコロナウイルスは毒性が強く、シカゴに居た私の周りでも亡くなった方は一人や二人ではありませんでした。

私のボスはコロナに感染して肺をやられてしまい、ICUで1週間生死をさまよいました。

彼は肺がボロボロになったので、今でも後遺症に悩まされています。

 

日本に帰国した時は海外から戻った者は飛行機や新幹線などの公共機関を利用することが許されず、厚生労働省が認可した会社のコロナ対応リムジンをシカゴから予約して、18万円かけて成田から滋賀まで帰ってきました。

 

特に自宅に着いてからの自宅隔離の2週間はどれだけクロネコヤマトさんにどれだけお世話になったことか...

そんなコロナウイルスが蔓延している中でクロネコヤマトの宅配ドライバーさんは感染するリスクを負って我が家に食料や生活に必要な物を頻繁に持ってきてくれたのです。
 

我々のヒーローだったクロネコヤマトの宅配ドライバーさんがあの宅配BOXに全く気付かなかったという明らかな嘘を平気に話すのですから本当にがっかりしてしまいましたよ。

 

あの宅配BOXに全く気付かないわけがないので、本当の理由は他に何かが必ずあると思いますが、それが何かは今回も未だ判りませんでした。

ひょっとしたら二度目の配達をすればドライバーさんには僅かでもお金が入るのでしょうかね。

いや、そんなことはないでしょうね。笑

 

宅配BOXの謎は3年ぐらいではまだまだ解けないようです。

 

因みに今回受け取った荷物はSB社のトッピングバシルでした。

バジルは一年草なので、今からこれを育てて売る積りではないでしょうから、恐らく自分が楽しむためでしょうね。

嫁さんが買った物に余計なことを訊くと私が細かなお金にうるさい夫だと周りの者の言いふらされるので、黙って見ているだけです。笑

嫁さんもハーレーの部品を買った時にそれを何の用途に使うのかは一切訊きませんからね。笑