昨日の午後7時ぐらいにアメリカの公共機関のウェブサイトにアクセスし、自分のIDとパスワードを入力して、私が設定していたものを少し変更しました。

そしたら個人認証確認で登録してある息子の携帯にワンタイムパスワードがセントルイス時間の午前5時ごろに送信されてしまったのです。

だから私はセントルイス時間の午前5時ごろであっても息子に電話しなければなりませんでした。

 

息子は自分のスマホに送られていた7桁の数字をその場で言ってくれたので、5分以内にそれをパソコンに入力し、無地に変更処理は済みました。

朝早く電話で起こされたことではなく、午前5時なんかに電話がかかってくるので、母親か父親の私に何か深刻な問題が発生したのではないかと驚かされたことに文句を言ってました。

母親が病気ではなかったことに安堵していましたが、そんなつまらないことで叩き起こされたと息子は怒ってました。

 

5分以内に携帯に送られたパスワードを入力しなければ変更した者が不明者だと判断され、変更した内容が破棄されるだけではなく、アカウントをロックされてしまう可能性もありました。

帰国した3年前にCITIBANKのオンラインでパスワードを間違って何回か入力してしまい、アカウントをロックされたことがあります。

その時は滋賀からCITIBANKのサービスセンターに電話し、散々待たされた後にオペレーターに個人認証の質問をしてもらって本人であることを証明し、アカウントをアンロックしてもらいました。

 

アメリカ国内からだとトールフリーの電話であっても日本からかければ国際通話の電話代が発生したのです。

スマホからかけたのですが、その月の携帯代が1万円ほど多くなっていたと記憶しています。

何しろアメリカの会社のサービスセンターに電話をするとオペレーターが出るまでにかなり待たされますからね。

 

コロナパンディミックが最大であった2020年の年末に日本に帰国する際にUAに電話をしたら、最低でも30分は待たされましたよ。

あの時は一週間前に突然に予約を勝手に何度も取り消されてしまうので、その度にUAに電話して、新たな予約を取り直しました。

あの時はシカゴの自宅からだったので、トールフリーであり、1時間待たされてもスマホのバッテリーが減るだけで、電話料金はかかりませんでした。

 

日本に帰国した当時は嫁さんがDocomoからの請求金額をみて叱られてしまいましたよ。

アメリカではトールフリーなので、アメリカに住んでいる息子か嫁のGちゃんにやってもらえばいいと言われました。

嫁さんは何も判っていないのです。

CITIBANKのような金融機関では本人でないと受け付けてもらえないことを知らないのです。

 

しかし嫁さんの言う通り、事前に登録しておけば息子や嫁のGちゃんのような身内が私の代理として受け付けてもらえる公共機関が幾つもあったのです。

 

一例を挙げれば、アメリカ移民局です。

嫁さんと私がグリーンカードを破棄するのにアメリカ移民局にカードと書類を日本から送付したのですが、その書類に英語が話せない者は英語が話せる弁護士か、アメリカ国内に住んでいる英語が話せる身内の情報を記入しておけばその者に最初にコンタクトすると書かれていました。

 

嫁さんは息子にその対応をさせるように息子の情報を書類に書いておけと命令しました。

日本人が私以外に誰一人いないシカゴの電子機器メーカーで22年間も働いていた私がこんな単純な手続きで息子のお世話になることは真っ平御免だと思ったのですが、嫁さんはそれを許しませんでした。

もしアメリカ移民局の方から国際電話やEメールで問い合わせがあっても、訊かれることは単純なものであるのは判っているので、そんな英語にお父ちゃんは対応できないのかと息子に馬鹿にされるのが嫌だったのです。

 

嫁さんは私の英語は大したことがないことは判っていますが、22年間も職場では英語で話して働き、ちゃんと給料をもらっていたので、さすがに嫁さんも私の英語に不安があるわけではなかったのですが、シカゴから帰国した当時は私が何度もアメリカの会社に電話していたので、国際電話料金の何万円もの携帯代をDocomoに払っていたことに怒っていたのです。

 

確かに思い当たる節がありました。

シカゴから帰国した当時は日本のクレジットカードを持っていませんでしたので、日本のクレジットカードを手に入れるまではシカゴ時代に使っていたAMEX等のアメリカのクレジットカードを複数使っていました。

そして数か月後に日本のクレジットカードが手元に届くとCITIBANKの一枚だけを残して、私が持っていた全てのアメリカのクレジットカードに電話して契約解除しました。

 

これも銀行と同じで、本人が電話しないと受け付けてもらえないのですが、そんなことを嫁さんは判っていないのです。

嫁さんにとっては私が待ち時間を含めると30分や1時間の国際電話をして何万円もの余計な携帯代を使っているように思ったのです。

息子では私の代理が出来ないということを嫁さんは馬鹿だから知らなかったのです。

しかし前述した様に、嫁さんの言うことも全くの間違いではなかったことも事実でした。

マザコンの息子は母親からアメリカで我々の何かの手続きすることがあった時は全て任せたいとお願いされて、息子は二つ返事で了承しました。笑

それ以来、何かアメリカの公共機関で何かの手続きをする必要があった時はほとんど息子がやっています。

 

息子は母親からそういうアメリカに関係する全てのものは任せると言われているので、お父ちゃんが勝手なことをして僕に迷惑をかけないでほしいと説教されてしまいましたよ。

 

私はアメリカの年金と日本の年金の両方もらうのですが、それ以外にも22年間シカゴで働いていたので、退職金を始め私の貯蓄関係の大半はアメリカにあります。

だから私が今後歳を取って、もし英語能力が劣った場合でも、その辺の全てを息子達がやってくれるので、そういう心配が無いのは有難いのですが...笑

 

息子は朝の5時に私の電話で叩き起こされて、私に偉そうに話したものの、その手続きは母親のものも含んでいることに気付いたのでしょうね、数時間経ってから母親に電話して、悪気は全くなかったと言い訳しているのです。

お母さんに何かあったのかと驚いただけで、お母さんが何かしてして欲しいことがあればいつでもしてあげると優しい言葉を母親だけには話しているのです。

 

お前が悪態をついたのは父親の俺やろうがぁ❕

 

しかも母親が早朝の出荷作業が終わる時間、つまり私が母親の側にいない時間を狙って母親のLINEにビデオ会話をしているのです。

嫁さんは出荷先の店の駐車場に停めた車の中で話しをしました。

 

私は完全に蚊帳の外❕

 

 

まぁ、ええわ、父親ってこんなもんでしょう。

 

息子が母親と仲が悪いよりも父親と仲が悪い方がマシでしょう。笑

最近では友達みたいな親子が多いですが、我が家は違います。

息子も私も相手が嫌がることを躊躇なく言いますからね。

 

私の持病の腎臓に悪い天下一品のこってりラーメンを食べに行く頻度が多いということまで上から目線で注意されると頭にきますよ。

行くならお父ちゃん一人で行ってくれ❕ お母ちゃんを誘わんといてくれ❕まで言うのですからね。

 

息子と嫁のGちゃんはいつでも滅茶苦茶仲が良いと嫁さんが言うのです。

と言うよりも、Gちゃんは息子と付き合い始めた8年前から息子へのストーカー状態が続いていると言います。

 

ゆうちゃん(息子)はこのジュースか好き、この味噌汁が好き...このお酒が好き...などと日本語で言って、息子のストーカー写真を何年間も母親の嫁さんに送り続けているのです。

中国人のGちゃんが嫁さんにLINEでメッセージを頻繁に送ってくるメッセージの多くは日本食の作り方の質問です。

嫁さんは息子をかなり厳しく育てていたのに息子がマザコンなんかになったのは不思議だし、Gちゃんが今だに息子をストーカーしているのも不思議です。

 

嫁さんは息子が好きなジュースの写真なんかを送ってくれたところで知ったことじゃない❕といつも言ってます。笑

Gちゃんは30歳を超えましたが、嫁さんはGちゃんはまるで中学2年生の少女だと言います。笑

高校生までの精神年齢には達してないそうです。笑

 

 

Gちゃんは明日からのサンディエゴの学会出席に息子が付いて来てくれることになったことを嬉しそうに話していたそうです。

GちゃんはNIHの研究者からFDA(日本の厚生労働省)の役人になったので、薬を開発する立場から認可する立場になったのです。

 

我々農業の生産者達もそういう感じのセミナーに出席することを強いられることがあります。

私も嫁さんも帰国して農業を継いだ時に食品衛生の講習を受け、資格を取得したのですが、その後も保険局のお役人が講師をするセミナーの参加を半ば強いられる講習があります。

先月はお漬物の出荷に関してでした。

 

以前はお漬物の出荷に資格も許可も要らなかったのですが、現在ではお漬物を作る作業場の認可を得るための施設や環境の細かな基準があります。

手洗いする設備やトイレの配置など、お役人様がチェックしに来られて、審査にパスしないと認可がおりません。

 

椎茸栽培をしている友人のことを以前の日記に書きましたが、彼が育てている立派な大きな冬菇をプラスチック容器に入れる為に包丁で半分に切ることは許されないのです。

冬菇を半分に切っただけでも加工食品になるので、認可された施設で資格を有する人にやってもらう必要があるのです。

だから彼は収穫した冬菇を親戚のプロ農家に持って行くだけで、その後の作業は手数料を払って任せているのです。

 

Gちゃんの話を聞いていると、Gちゃんも何だか保険局のうるさいお役人になったような感じがします。

世界初のモデルナのコロナワクチンの治験はGちゃんの職場であったNIHの病院で行われ、Gちゃんも間接的にその治験のお手伝いをやっていたのですが、そのワクチンがFDAに認可してもらうまでにかなり色んなことをFDAの役人さんから言われて、苦労させられたみたいです。

そしてGちゃんはワクチンや薬を認可する国家権力を持った側の人間になったわけです。笑

 

椎茸を切って売るのもワクチンを売るのもお役人の許可が必要なのです。笑

 

GちゃんはFDA(厚生労働省)の役人としてアメリカ国内の学会やセミナーに行かされるのです。

普通はGちゃん一人の数日間の出張なのですが、たまたま息子が勤める大学のSpring breakに合ったみたいなので、一緒に行くことにしたそうです。

 

一般的な夫は奥さんが出張で家を空ける時は羽根を伸ばして自分の好きなことを思い切りやるものです。

私なら、数日間ハーレーをぶっ飛ばして、温泉旅館にも泊まるでしょう。

それをわざわざ嫁さんの出張に付いて行くなんて...

 

ほんとに息子は馬鹿ですねぇ...笑

 

息子も学会でプレゼンする為に遠くで行われる学会に出席することがあるのですが、その時もGちゃんが自分の仕事のスケジュールが調整出来たなら、息子の出張に付いて行くことがしばしばあるのです。

息子も出張で遠くに出掛けた時ぐらいは羽根を伸ばして、学者仲間と夜に飲み歩きたいでしょう。笑

 

まぁ、息子が選んだ人生なので好きにすればいいのですが。笑