去年の6月にセントルイス在住の息子夫妻が日本に遊びに来た時にアメリカのお土産として持ってきてくれたチョコレートが施設で暮らす嫁さんのお母さんが大変気に入ったので、アメリカから送って欲しいというリクエストがありました。
息子夫妻はお安い御用と言って、早速航空便で送ってくれました。
お義母さんが気に入ったアメリカのチョコレートはBouchard chocolateという私が聞いたことのないものでした。
しかし恐らく大半のアメリカのチョコレートは日本のAmazonでも買えるので、わざわざセントルイスから高い航空便で日本に送って無駄なお金を使わなくていいと言ったのですが、息子達は自筆で書いた手紙も同封したいので、セントルイスで買って航空郵便で滋賀まで送ると言いました。
シカゴで暮らしていた頃、スガキヤラーメンの禁断症状が発症してしまった時は日本の友人にそのラーメンとサッポロ一番などのインスタントラーメンを段ボール一杯に詰めて送ってもらったのですが、郵送料は日本円で15000円を超えていることが殆どでした。
段ボールの中身よりも郵送料の方が高いので、何だか友人達に勿体ないお金を使わせてしまったと申し訳なく思ってました。
だから息子達には私がAmazonでそのチョコレートを買って、お前達がセントルイスから送ったものとしてお義母さんに持って行くと言ったのですが...
私はLINEのビデオ会話で話している最中にパソコンで調べました。
あんな不味いチョコレートの一袋が13000円もするのです。
日本のチョコレートで13000円も出せば、もっともっと美味しいチョコレートが買えるのに...と私は思ったのですが、嫁さんによるとそういう訳には行かないのです。
お義母さんが住む施設の親しい俳句仲間の娘さんは夫の仕事でベルギーに住んでいるのですが、お義母さんはその方からベルギーのお菓子などをよくもらっているのです。
去年の6月に息子夫妻が日本に遊びに来た時にお義母さんにアメリカのお土産として渡したのがBouchard chocolateでした。
それをお裾分けとして施設の親しい俳句仲間にあげたら、その方が大変気に入ったのです。
どうやらお義母さん自身がそのチョコレートをどうしても食べたいというわけではないようなのです。
まぁ、施設での暮らしにも付き合いというものが色々とあるようです。笑
このブログに何度も書いていますが、息子の嫁の中国人のGちゃんにとって、年寄りは一家の宝、その宝がアメリカのチョコレートが欲しいと言っているなら、長生きしてほしいという手書きの手紙を添えてセントルイスから送るのが礼儀ということになるのです。
そしてそのチョコレートは嫁さんのお母さんだけでなく、私のお袋にも同じものを送るということでした。去年の暮も同じ状況になったのですが、お尻が裂けるかと思いましたよ。
その時に看護師の妹に緊急電話をしたら、熱いお風呂に入ったら問題なく出てくるので焦る必要は全く無いとアドバイスをしてくれました。
特に冬場は身体が硬くなっているからそういうことも起こるそうです。
ウンコが硬くなるとか、ウサギのウンコみたいに小さなコロコロしたウンコが出てくる症状は大腸癌の症状だと聞いたことがあるので、前回は癌の専門家である息子の嫁のGちゃんに恥ずかしながら訊きましたよ。笑
Gちゃんの話では私は100%大腸癌ではないと断言してくれました。
大腸癌検査はアメリカでは10年に一度の割合で受けるのですが、50歳を過ぎてからの検査は保険適用になるケースが殆どなので、50歳に受けるのが一般的です。
私も50歳で受けましたし、10年後の還暦の年にも受けました。
大腸癌を患う人は大腸癌検査でポリープが一個か二個は見つかるものであり、そのポリープを10年間放っておくと癌になる可能性があるそうです。
大腸癌はゆっくり進行していきますので、検査は10年単位で大丈夫なのです。
50歳の検査の時も60歳の検査の時も全くポリープがなければ、その人が大腸癌になるな可能性はほとんど無いそうです。
癌という病気はDNAによるものが大きいらしいです。
それを聞いて私は安心したのですが、そんな困難なウンコにならないように、運動を欠かさないことや食事や水分に常に気を付けろとGちゃんのいつもの説教が始まりましたね。
そりゃ、最近は深夜にジャズばかりをやっていますので、畑で肉体労働をしていた頃とは体調が大きく違いますよね。笑
おっと、話が横道に逸れたので、元に戻します。
今回も熱いお湯に20分ほど浸かれば、何とか大きな堅いウンコは出ました。
私が便器でお尻から血を流して格闘している最中にエンジンの音が聴こえたのです。
郵便局の配達人の車のいつものエンジン音でした。
そして玄関のピンポンが聞えました。
風呂に浸かっているだけなら、タオルを腰に巻いて、荷物を受け取ることも出来たかもしれませんが、ウンコの先が3㎝ほど出ている最中に荷物を受け取ることは絶対に無理ですからね。
私は大きな声で「トイレに居ますので出られません❕ 宅配BOXに入れて置いてください❕」と何度も叫びました。
返事がなかったので、聞えなかったのでしょう、再びエンジンの音が聴こえました。
その5分後に無事に大きな大きなウンコを出し終えた私は腰にタオルを巻いて、玄関に行き、少しだけ玄関を開けて宅配BOXを見たら、いつもの不在票が宅配BOXの上に乗っているのが見えたので、やっぱりダメだったかとガッカリしました。
まるで私のこれまでの人生の縮図みたいな出来事でしたよ。
いつも最悪なタイミングで大事なことが起こるのです。笑
チョコレートのことなんて、どうでも良いことなのですが、嫁さんに叱られるのが辛いのです。
でも既に起きてしまったことは仕方がないので、玄関まで行って冷えた身体を熱いお湯に浸かって温めようと思いました。
寒かったので、熱いお湯に浸かることだけが頭にあり、便器の中の大きなウンコを流すのは後回しになりました。
嫁さんが帰ってくる前に流しておけばいいのですから。
熱いお湯に浸かって、気持ちが良くなっていたのですが、その時に嫁さんとのLINEのメッセージのやり取りで離婚騒ぎになってしまうのです。
嫁さんに事情を説明し、荷物を受け取れなかったことを告げると、嫁さんはそんな馬鹿なことがあるかぃ❕ アンタは寝てたんやろ❓と私を疑うのです。
私はお尻が裂けそうになって、便器に血がポタポタ落ちたことを詳しく説明しました。
私はこれまでの人生の中でこれほど大きなウンコを出したことがなかったと説明しましたよ。
いつも農園で飲んでいるUCCのコーヒー缶ぐらいの太さがあった❕と言ったのは確かに大袈裟でしたが、そういう言葉を使いたくなるような人生最大のものだったのです。
幸いにもそのウンコをまだ流していないことに気付き、私は証拠写真を撮って、LINEで送ったら、大変なことになってしまいました。
嫁さんがメッセージで丁寧語を使う時は相当に腹が立っている証です。
「写真やめてください」なんて優しいことは普段は絶対に言いませんよ。
私は大きな声で「トイレに居ますので出られません❕ 宅配BOXに入れて置いてください❕」と叫んでいたのが聴こえていたのです。
私は配達人からの返事が聞えなかったし、不在票が宅配BOXの上に置いてあったので、てっきり荷物を持ち帰ったと思ってました。
だからスマホのアプリで再配達を申し込もうと思っていました。
しかし配達人はちゃんと私の声が聞こえて、私の言葉通りに宅配BOXに入れてくれていたのです。
嫁さんは「アンタは風呂場からちゃんと伝えてくれてたんやなぁ」と言って、やっと納得してくれました。
送料は$108.25ですから、現在のレートで換算するとやはり1万5千円を超えてましたね。
嫁さんのお母さんと私のお袋への手紙が入ってました。
マザコンの息子は母親への手紙とプレゼントを忘れることは絶対にありません。
母親への手紙には忙しくてプレゼントを買いに行く時間がなかったので、大学の売店でパーカーぐらいしか買えなかったことを詫びていました。
嫁さんにとってはブランド物の服よりも息子の職場の大学グッズの方が嬉しいのですが。
私への手紙なんかはありませんでしたが、私にも大学のパーカーが入ってしました。
WASHUというロゴはWashington Universityの意味です。
値札も付いたままでした。
恐らく郵便局に行く前に慌てて大学の売店で買って、ダンボール箱に放り込んだのでしょう。
ダサいパーカーでしたが、日本円に換算すると1万3千円ぐらいするのです。
恐らく職員割引があったのでしょう。
どうせ買ってくれるならHarley-Davidsonのパーカーをプレゼントして欲しかったですね。笑
そして息子はお母さんには特別のチョコレートを送りましたと書いてあるのです。
ダンボール箱に箱ごとでは入らなかったので、ばらして袋に入れたみたいです。
袋に沢山入っていましたね。
息子のマザコン度が今回も垣間見えましたよ。
スイスのチョコレートらしいですが、これは日本のチョコレート並に美味しかったですね。
約束通り、施設にいるお義母さんに嫁さんと二人で届けに行きました。
孫からのプレゼントは凄く嬉しいものだったようです。
やはり孫が自筆で書いた絵葉書が一番に喜んでいました。
我々は本当に馬鹿夫婦だと思いますね。
我々が口喧嘩をすると凄いエネルギーを使いますので、お腹が減るのです。
今年で結婚生活が38年目になるというのに、いつまでこんな馬鹿なことを続けるのでしょうかねぇ...
そして嫁さんは「アンタが私を怒らせたせいで、ほんまに疲れたわ。これから家に帰って昼飯を作る元気なんかないで」と施設から帰る途中に言うのです。
「ほな、スシローでも行こか❓」と私が言うのがお決まりのパターンです。
単純で馬鹿な嫁さんで良かったと思うことがあります。
嫁さんはお腹が膨れるとそれまでのことを簡単に忘れてしまうのです。
1時間ほど前はモラハラ夫、人間失格❕と言われていたのに、「これ、美味しいで」なんて嫁さんが注文した寿司を差し出すのです。
チーズみたいなものがのっている寿司なんて、私はお断りでしたよ。
でもこの馬鹿な嫁さんの顔の写真はブログに使えると思って、素早くスマホで写真を撮りました。笑
今回の私はカニで攻めてみました。
スシローなので、ネタは小さいですが、美味しかったですよ。
以下の2つは幾らでも食べられましたね。
嫁さんはいつものホタテと新しいコンビネーション寿司を楽しんでしました。
嫁さんはいつも新しいメニューのものを試すのが好きなのです。
スシローは期間限定だとか、そういう特別な新しいメニューが必ずありますので、それを試すのが好きなのです。
回らない寿司屋さんにはそういうお楽しみメニューみたいな寿司はあまりありませんから、嫁さんはスシローみたいな寿司屋が好きなのです。
私にとったら財布に優しいことの方が重要なのですが...笑
毎回同じことを言ってますが、ほんと、スシローは我々貧乏農家の味方ですね❕
村で一番の貧乏農家の我々でも値段を気にせずに食べられますからね。
しかもCITIBANKのクレカで支払うので、ドル払い。
我々が帰国した頃の1ドルが108円だった頃に比べて現在は1ドルが145円ぐらいで引き落としされていたので、引き落としされるドルが毎年少なくなっているのです。
だから嫁さんと私はいつも何だか得した気分になるなるんだなぁ...笑