会社をやめてしまってからもう１年を過ぎている。
それなのにリタイアしたという感覚が無い。まだ、
何かができそうな気がして、何かをやるチャンスに
見放されていないような気がしている。
そんな感覚はぼんやりしたもので、あてに成る物では
ない。
何かやれそうだと思っても、仕事をやめてしまったので
機会が無くなってしまっている。
何か役に立って、遣り甲斐を感じるということは
巡ってくることも無さそうだ。
今はパートタイマーで働いている。誰でも出来る簡単な作業が
今の仕事だ。
忙しいか暇化の違いはあるが、難しいことでもないし、
遣り甲斐のあるという程のものでもない。
そう愚痴をこぼしながらも、
これから精神的に満足させられる仕事にありつけるわけでも
ないし、
だからといって自分で何かを始められるという力も無い。
都会だったら未だ機会がありそうだが、
田舎なので選択肢的に、質・量の両面とも細すぎて
また、自分で始めるといっても田舎のポテンシャルは
期待する以上に小さ過ぎて
なかなか難しいのである。
そんなことを思いながら独り言を進めて行くと、
自分自身の力の無さを振り返るところに到着し、
大したことも出来ないのだからパートタイマーの
仕事でも、働けることを大事にして、
一緒に働いている人達と自分は少し違うと思っていたりする
奢った考え方を反省してみて、
さほど変わりない力の無い自分を見つめ直し、
現実を見つめ直しながらパートの仕事を続けることを
いましばらくは頑張ってみた方が良いように思うように
なってきた。
還暦というのは生まれ直しということらしい。
現実に出来る事、やっていること、
続けてやれること
などを振り返りながら
今日以降の人生を
生きて行っても良いのかもしれない。
（今日も上手くまとまらなかったような気がするが、
書き表そうとすることは大事だ。上手く書けていなくても
書き表そうとしてみよう。）