何故
見つけられもしないものを
探そうとするのだろう
若かった学生時代の頃
ノートにいくつか模索してみた
詩のテーマは
幸いな調和を求める期待ばかりを
綴っていた。
感傷的なもとは
たぶん居心地が良かったのかもしれない
やがて現実の中に回収されて
いたはず
失った？
手を離した？
そこから一人に戻ってしまったからか
失くした空虚さを埋めたい気持ちが
たとえ意識しないうちに
ぼんやりとまた
センチメンタルの波が寄せて来る。
何十年も放っていた宿題を
今なら大人の考えで答えを書き綴って
魅せられるようにも思う。
でも、
何かにそれをまとめてみたとしても
何か役に立つだろうか。
もやもやしたものを
書き表してみたら、・・・・・
何となくすっきりするかもしれないけれど
・・・・・・・
そんなことを書きながら
せめてあの頃のニューミュージックの音楽達を
ヘッドホンを通して聴き
時を過ごしてみようか。