2/22、第1回基本構想審議会が開かれました。

 

委員の委嘱、会長選任などのあと、資料説明があり、各委員からそれぞれ意見を聞くという流れでした。

審議会の内容は原則公表されます(後日、発言者名を伏せた形で議事録を公開)。

 

<委員について>

会長には立教大学法学部の原田久教授が選任されました。

また、原田会長から国立女性教育会館の萩原なつ子理事長が副会長に指名されました。

 

委員は21名で、構成は、

原田会長などを含む学識経験者7名、私を含む区議会議員5名、公募区民6名、区職員から3名(両副区長、教育長)

 

<審議会の目的>

豊島区の基本構想及び基本計画を策定するため、区長の附属機関として設置されています。

 

<資料など>

第1回の基本構想審議会の資料として以下が事前配布されました。

・豊島区未来戦略推進プラン2024(案)のうち、将来像編及び計画事業編第4章

・現在の基本構想・基本計画についての説明資料

・新たな基本構想・基本計画の枠組みについて

・まちづくりの方向性について(現在の基本計画の施策体系、未来戦略推進プラン2024での目指すまちづくり、区組織図、都を含む他自治体の基本構想の体系例など)

・今後の策定に向けたスケジュール

・その他、参考資料として関連条例や関連施策など

 

<現基本構想及び基本計画との変更点>

・これまで基本構想の期間を25年、基本計画を10年(中間見直しあり)、としていたが、今回改定では基本構想の期間を10年、基本計画を5年にする

・現行の基本構想の将来像及び基本計画の都市像は、政策の柱を8つ程度示しそれぞれにキャッチフレーズを設ける

・現行の基本構想は3層(将来像-基本方針-めざすべき方向)、同基本計画は2層(政策-施策)、としていたものをそれぞれ1層ずつに整理(基本構想は「まちづくりの方向性」、基本計画は「施策」、の1層に)

 

<審議会の内容>

事前配布の資料に目を通していることを前提に、各委員へ意見を聞かれました。

第1回目は時間が限られていることもあり、簡単に大枠の意見を述べる場でした。

 

・次期構想・基本計画で、政策の柱を複数提示するのみでよいか

・これまでの区政の中長期的な4つのテーマ(文化を基軸としたまちづくり、子供と女性にやさしいまちづくり、高齢者にやさしいまちづくり、安全安心なまちづくり)はどのように整理するか

など、全体の構成を考える上でも論点があります。

特に、高野区政では「文化を基軸としたまちづくり」が区政の基軸でもありました。

高際区政では文化政策をどのように位置づけるのか、については大変重要な観点であると考えます。

 

その他、もう少し細かい点は私自身の意見も多数あります。

今後の審議会で更に議論を深めていきます。

 

<今後のスケジュール>

基本構想・基本計画は、令和6年度末(7年3月)の策定を目指しています。

審議会は7年2月まで、全11回を予定。

次回審議会は3月18日に行われます。