11/6、国土交通省×全国エリアマネジメントネットワーク主催の「官民連携まちづくりフォーラム’23」がサンシャインシティにて行われました。
副題は「『Well-being』の視点からエリアマネジメントを考えよう」
基調講演
・慶應義塾大学大学院の前野隆司教授
・横浜市立大学大学院の三輪律江教授
エリアマネジメントの実践についての事例発表
・札幌駅前通まちづくり株式会社 取締役統括マネージャー 内川亜紀氏
・一般社団法人北長瀬エリアマネジメント 代表 石原達也氏
休憩を挟んで、「池袋エリアプラットフォーム」の説明。
池袋プラットフォームは池袋エリアの企業・団体・学校・行政機関などが連携する組織。
令和4年(2022年)11/18に設立総会が行われました。
⇒豊島区HP「【豊島区制90周年記念事業】池袋エリアの企業・団体・学校・行政機関などが連携する「池袋エリアプラットフォーム」を設立しました」
日経BPが詳しく取材してくれています。
⇒日経BP2022.12.22「池袋のまちづくり、2023年度にビジョン策定へ」
その後は、東京大学の小泉秀樹教授がモデレーターとなり、上記4氏のパネルディスカッション。
前野教授によると「Well-being」を測る手法は、アンケートがやりやすいとの事。
自治体単位ではセグメントが大きすぎて相関関係がうまく表れないとのことで、エリアマネジメントのように地域ごとの方が向いているとの事でした。
幸せな人は健康である、利他的な方が幸せになる、などの研究結果もあるとの事。
政策目標にうまく設定できると、よい循環が生まれるかもしれません。
区内でエリアマネジメントはいくつかのエリアで行われていますが、池袋プラットフォームはそれらを束ねるような役割もあるのではないかと思っています。
池袋プラットフォームによる、産官学の連携の深化を期待したいです。