6/29、都市計画道路補助第80号線の事業及び測量説明会に出席しました。

会場は南大塚ホールでした。

 

対象区間は以下の図面の通り(図面は区の資料)

上の図面は事業全体、下の図が今回の事業範囲を示したものです。

今回の対象範囲は、巣鴨信用金庫大塚支店前の交差点から新大塚駅までの区間です。

 

平成28年3月の東京都による都市計画道路の第四次事業化計画に、令和7年度までを目途に事業着手すべき路線(優先整備路線)に指定された区間です。

戦後の区画整理が行われたエリアは既にセットバック含めた道路整備が終わっていますが、区画整理が行われなかったエリアは未整備のままとなっています。

 

整備の効果は以下の通りです。

①地域の安全性の向上

・無電柱化による防災性向上

②拠点間の連携

・歩道拡幅、緑化等による環境向上

 

説明会の質疑では、

・都市計画決定から70年も経過している路線の整備をする意味合い

・大塚駅周辺は車両の通行量が多くないため費用対効果が低いのではないか

などの指摘がありました。

一方で、用地取得の範囲に入っている方の中には事業化を待っていた方々もおられ、実際に7/1の説明会ではその旨のご発言がいくつもあったようです。

 

区は事業の効果、必要性の説明につき今後も丁寧に行う必要があります。

 

今後の大まかなスケジュールは以下の通りです。事業完了までおよそ10年がかりとなります。

令和5年(2023)~7年(2025)頃まで概ね2年 現況測量、事業着手の手続き、用地説明会(令和7年度予定)

7年(2025)頃~概ね4-5年 用地測量、物件等の調査、土地評価、用地取得・補償等

上記から概ね3年 工事説明、工事着手、事業完了

 

今回の説明会については以上です。