2/24、議員協議会と中間本会議が行われ、補正予算の付託、議案の追加上程、報告事項がありました。
一般会計補正予算の概要と報告事項について記載します。

【令和5年度一般会計補正予算第1号】
令和5年度の一般会計予算への補正です。
補正予算規模は約41億3300万円(一般財源約6.82億、特定財源約34.51億)


主な内容は以下の通りです。
◆新型コロナウイルスワクチン接種関係経費(約25.52億 全額特定財源)
・4月以降の新型コロナワクチン接種体制確保に要する経費
◆妊娠出産子育て支援事業経費(約4.65億)
・国、都の補助金を活用した出産・子育て応援ギフト等に要する経費(報告事項に関連事項記載)
◆としまの子ども応援給付金支給経費(約6.72億)
・子育て世帯への負担軽減のため、0~18歳までの子供を養育する子育て世帯へ区独自の給付金(子供一人当たり2万円)を支給する経費
◆子育て訪問相談事業経費(約0.32億)
・従来のバースデーサポートの内容を変更し、子供商品券の支給に要する経費
◆保育所等、幼稚園、子どもスキップなどの安全経費(約4.12億)
・子供の安全対策等に要する経費などを計上(送迎バス置き去り事故を受けての安全対策など)

来週から始まる予算特別委員会に付託され、審議されます。

【報告 豊島区の妊娠期から出産・子育て期の給付等事業について】
伴走型相談支援と経済的支援を一体として実施する事業を支援する交付金が国で創設。

この交付金を活用し、出産・子育て応援事業を3/1より開始します。

これに伴い、伴走型相談支援の内容が拡充され、東京都の事業の組み換えも行われます。

伴走型相談支援
・従来の妊娠届出時の「ゆりかご面接」、出産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」時の面接に加え、新たな事業として妊娠8ヶ月頃にアンケートを実施し、相談を希望する妊婦等の面接を実施

経済的支援
〈国交付金を活用〉(妊娠届出時・出産後を通して計10万円の電子クーポン
・5年3/1以降に妊娠届出された方には、妊娠届出時の「ゆりかご面接」利用で電子クーポン5万円分、出産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」利用で電子クーポン5万円分、計10万円分の給付。
・令和4年4/1~5年2/28までに出産した方(区が送付するアンケートへ回答で電子クーポン10万円分給付)、同期間に妊娠届出し2/28までに出産していない方(区が送付するアンケート回答で電子クーポン5万円分、出産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」利用7で電子クーポン5万円分)には、移行措置あり。

〈東京都の子育て応援事業の関連〉(3事業計で第1子12万円分、第2子13万円分、第3子14万円分
(1)出産・子育て応援事業
現在は出生届出時に電子クーポンを10万円分。5年4/1以降に出産した方には、「こんにちは赤ちゃん訪問」を利用時に5万円分の電子クーポン支給(国の事業と併せて10万円分)
(2)育児パッケージ事業
「ゆりかご面接」時に「ゆりかご応援グッズ」、「おめでとう面接」時に「誕生お祝い品」として、それぞれ5000円相当の子供関連商品を支給(計1万円分)
(3)バースデーサポート事業
5年4/1以降に1歳の誕生日を迎える子供を対象、第1子1万円、第2子2万円。第3子以上は3万円分。
1歳の誕生日を目途に行っている「バースデイ訪問事業」で、「こども商品券」を支給(5年3/31までは絵本のプレゼント)。
さらに、6年4/1以降に1歳の誕生日を迎える子供には、さらにそれぞれ5万円分上乗せ支給予定
※都の(1)の事業で5年4/1以降出産の方は5万円分減額になりますが、(3)の拡充分で穴埋めされる形です


支給総額は第1子22万円、第2子23万円、第3子24万円となり、令和4年度に出産した方と5年度以降に出産した方には違いがありません制度の過渡期で支給条件等が異なります

以上です。