6/1、豊島区都市計画審議会が行われました。

〈報告〉
1.長崎地区沿道まちづくりの現状について
2.池袋駅東口地区地区計画の変更について

【報告1.長崎地区沿道まちづくりの現状について】
表記の事業についての現状報告がありました。
長崎地区では、都の特定整備路線補助172号線の事業化に合わせ、平成29年度から居住環境総合整備事業を導入。
令和2年度は書面アンケート形式による非対面活動、3年度も感染状況に留意しながら非対面活動の予定。

長崎1・2・3丁目地区まちづくり協議会(平成30年度)…長崎1〜3丁目
長崎4丁目地区まちづくり協議会(29年度)…長崎4丁目
長崎5丁目地区まちづくり協議会(30年度)…長崎5丁目
椎名町駅北口周辺地区共同化事業協議会(30年度)…椎名町駅北口まちづくり
東長崎駅北口周辺地区共同化事業協議会(29年度)…東長崎駅北口まちづくり、長崎4−26・27まちづくり

それぞれの地域での説明会の内容や協議会の活動状況などについては、区HPをご確認ください

⇒区HP「補助26・172号線沿道長崎・南長崎・千早地区のまちづくり

【報告2.池袋駅東口地区地区計画の変更について】
池袋駅周辺の地区計画の変更に向けて検討が進められており、東口の3地区で先行してまちづくりのルールの検討を行うことが報告されました。
池袋駅周辺には平成18年に告示された「池袋駅周辺・主要街路沿道エリア地区計画」がありますが、これを廃止して区域拡大をした上で地区計画を7つに分割するというもの。
⇒参考 区HP「池袋駅周辺の地区計画


今回は、池袋駅東口A地区・C地区・D地区が対象。
平成31年に実施した住民アンケートでは、地域特性に応じた容積率の緩和や斜線制限の緩和への要望が多かった。これを受けての検討状況は以下の通り。
・通りごとの性格付けと方向性を整理(広歩道幅員、主要自動車ネットワーク、主な歩行者ネットワーク、横丁、その他の道路、などに分類し、それぞれの方向性を示している)
・壁面位置の制限と高さ制限を設定することで、斜線制限の緩和を可能とする
・容積率の緩和は、一定以上の地域貢献をすることで可能とする

今後のスケジュール
令和3年
8〜9月:住民説明会・アンケート調査(区域内全戸配布)
9〜10月:アンケート調査結果集計・分析、豊島区都市計画審議会(報告)
10〜12月:まちづくりルール素案作成、住民説明会、意見募集(区域内全戸配布)
12月:豊島区都市計画審議会(報告)

令和4年
1〜3月:まちづくりルール案作成
3月:豊島区都市計画審議会(報告)
4月:都市計画案説明会、公告・縦覧、意見募集(区域内全戸配布)
5月:豊島区都市計画審議会(付議)、都市計画決定・告示

概要は以上です。
次回は9月頃行われる予定です。