11/14、イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)の防災機能展示会に出席しました。

内容は、ヘリポート、深井戸、応急給水槽機能の説明や訓練の他、防災トイレや防災倉庫の視察。

まずはヘリポート機能のお披露目。
自衛隊のヘリコプターによる離発着の訓練。


ヘリコプターも離発着の時に向かい風の力を使うそうで、この日の風向きは東池袋駅方面から朋有小に向かって着陸。
私たちの席からは約50m離れていましたが、かなりの風圧を感じました。


訓練に使用されたヘリは、長さは大型トレーラー程、時速は240kmで500kmの航続距離。
ストレッチャーに乗せた人を搬送する訓練も行われました。



次に深井戸機能について。
地下200mの深井戸は、毎分2tの水をくみ上げることができます。
消防車が1台で500リットル/分なので、消防車4台分の水を出すことが出来るとの事。
水中ポンプは備え付けの発電機等が動力となるため、災害時にも外部電源に頼らずくみ上げ可能。
地下水はくみ上げても枯れることはないため、災害時の水利として大いに活躍してくれそうです。
この水は飲み水としてではなく消火の水利や生活用水として活用されます。
なお、飲み水はイケ・サンパークの地下に設置している応急給水槽に貯めてある他、ペットボトルなどの備蓄があります。

この日は深井戸を水利としての放水訓練が披露されました。


その他、防災トイレ、防災倉庫の視察も行われました。

イケ・サンパークは木密地域が近接しており、一時避難所や防火帯としての役割があります。
また、災害時の救援物資の荷捌き場にもなるなど、区全体にとっても重要な拠点となります。

来月中旬には公園内のカフェが完成し、毎週末にはファーマーズマーケットも行われる予定。
既に沢山の人でにぎわう人気の公園ですが、にぎわいの拠点としても期待が更に膨らみます。