10/23、第3回定例会の最終日でした。
本会議に先立っての議員協議会で報告案件がありましたので概要を記載します。

〈報告案件〉
報告1 SDGsモデル事業の実施について
報告2 「としま文化の日」について
報告3 トキワ荘漫画ミュージアムについて
報告4 としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)における防災機能展示会について

【報告1 SDGsモデル事業の実施について】
本定例会の最終日に、全会一致で「SDGs都市宣言」を可決しました。
都市宣言に先立って、第2回定例会に豊島区議会で「SDGsの実現に向け『誰一人取り残さない』まちづくりを推進する決議」を全会一致で決議を行なっています。
また、区民へのパブリックコメントも実施し、意見を募るプロセスを経てきました。
(パブコメを受け、1ヶ所文言追加した箇所あり)

報告事項ではモデル事業の考え方について、2030年のあるべき姿を示した上で、経済・社会・環境の3側面からの総合的取組の大枠の説明がありました。
具体的事業として、池袋駅周辺4公園を中心とした事業、池袋駅周辺エリアマネジメント組織の連携構築、中小規模公園を活用した事業、後期基本計画へのSDGs反映に係る調査・分析、SDGs普及啓発、などが挙げられています。

※参考
豊島区HP「『SDGs未来都市』豊島区

【報告2 「としま文化の日」について】
11/1を「としま文化の日」とする条例を本定例会で可決しています。
今年の11/1には「としま文化の日」の式典を行い、11/1〜7を「としま文化推進期間」として位置付け、さらに10/27〜11/30に「としま文化応援プロジェクト」で文化の灯をともし続けるための様々な文化イベントを開催します。

プログラムなどの詳細はHPをご覧ください。
→豊島区HP「としま文化応援プロジェクト

【報告3 トキワ荘マンガミュージアムについて】
トキワ荘マンガミュージアムの企画展や他施設とのコラボなどの活用について報告がありました。

◆企画展
・トキワ荘のアニキ 寺田ヒロオ展
期間:10/30〜令和3年1/11

・ジャングル大帝展(予定)
期間:令和3年1月中旬〜3月末

◆小学生などの見学会
・近隣の区立小学生による見学会を順次実施
(現時点での予定は、椎名町小、富士見台小、長崎小、千早小、南長崎幼など)

◆サンシャイン水族館とのコラボ企画
・としま文化の日を記念し、ミュージアムに来館した区立小中学生に入場チケットをプレゼント(同伴者2名まで半額)。サンシャインのご協力で行う事業。
実施期間は、11/1〜7で1日200枚限定。
(児童・生徒へ配布したチラシを持参してミュージアムへ来館、水族館の入場チケットを配布という流れ)

◆ナイトミュージアムの実施
通常の開館時間(10時〜18時)では訪れることができない方向けに、夜の開館を行うもの。
10/20〜25までの期間で実施。
コロナ禍で当面の間は予約が必要です。
入館の予約、企画展の内容などについては公式HPをご覧ください。
豊島区立トキワ荘マンガミュージアムHP

【報告4 としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)における防災機能展示会について】
造幣局跡地に整備したイケサンパーク(としまみどりの防災公園)に有する防災機能を関係者などへ周知する機会とする「防災機能展示会」が実施されます。

日時:令和2年11/14(土)10〜12時頃
当日の訓練前後は芝生広場の一般利用は不可。
近隣町会長や関係団体などに声がけをする予定。一般の方の見学も周りから可能とのこと。


展示する防災機能
(1)ヘリポート機能(自衛隊ヘリコプターによる訓練展示等)

⇒区内公共施設で初のヘリポート設置です。自衛隊ヘリの実機での着陸があるそうです。
(2)応急給水槽機能(給水訓練)
(3)深井戸機能(放水訓練)
(4)帰宅困難者のための一時滞在機能(災害時用トイレ視察)
(5)災害支援物資の集積・分配機能(防災倉庫視察)

関連して、としまキッズパークについての確認がありました。

インクルーシブな要素を取り入れた障害のある子もない子も共に遊べる場、であるキッズパークですが、現状は障害者の予約枠はありません。

障害者の予約枠については現在検討中との回答がありました。

現状は区民優先枠を一定数設け、それ以外の枠を区民と区外の方向けとしています。


報告事項は以上です。