先日、青梅市にある「吉川英治記念館」にプライベートで行ってきました。個人的には約20年ぶりの来訪。

昭和52年に開館した同記念館は、平成31年3月に一旦閉館。

その後青梅市へ寄付され、令和2年9/7にリニューアルオープンをしました。

同記念館のリニューアルオープンは地元の悲願だったとのことで、以前は見学できなかった母屋も耐震補強工事を行い見学が可能となったそうです。

吉川英治が戦時中から約9年5か月住んだ場所で、大作「新平家物語」はここで執筆されました。

 

下の写真の机で原稿を執筆していたそうです。

 

素敵な庭があり、自然に恵まれた場所です。

 

直筆の原稿や写真、色紙、その他人柄が偲ばれる様々な資料類などが記念館には展示されています(写真は撮影不可)。

 

私は歴史小説が大好きなのですが、そのきっかけとなったのは小学生の頃に読んだ吉川英治三国志です。

中学生の頃に立ち寄った本屋で「三度の飯より三国志」という帯が付いていた記憶がありますが、この言葉が大げさではないくらい夢中になって読んだ本です。

吉川英治著の「宮本武蔵」は、井上雄彦さんの「バガボンド」の原作としても知られています。

 

記念館の入口では、何と地元の森村たかゆき都議ご一家とたまたまお会いしました。ご両親をお招きして見学に来られたとの事。

私が久々に訪れたのも、森村都議のFacebookでの発信があり、記念館がリニューアルオープンしたことを知ったからです。

ご縁に感謝。

 

当日は、行きは青梅線の二俣尾駅から徒歩で伺いました。

徒歩で15分程度。

 

多摩川に架かる橋からは見事な自然の風景が見られます。

 

帰りには少し足を延ばして、吉川英治所縁のお店と森村都議に教えて頂いた「紅梅苑」で和菓子を購入。

青梅ソフトクリームも食べてきました。

 

歴史小説ファンは是非一度訪れてみてください。