7/7、第10回豊島区新型コロナウイルス感染症対策本部からの情報共有がありました。

◆区内発生状況の報告
・区内感染者が6/22より増加しており、業種として夜の繁華街関係者の感染が約半数となっている。
・6/24~30の豊島区の感染者数は45人。うち20代が47%、30代が29%、感染経路は夜の繁華街関係が49%を占めている

◆新型コロナウイルス感染症対策緊急連絡会を実施
・7/2(木)、池袋駅周辺の「接待を伴う飲食業」の代表者等と情報共有、意見交換を実施。
接待を伴う飲食業代表者(5店舗6名)が参加。

◆「緊急 池袋繁華街 新型コロナウイルス感染拡大防止大会」の実施について
・7/3(金)、表記の大会を実施
概要はblogに記載しました⇒7/3blog「緊急池袋繁華街 新型コロナウイルス感染防止大会


◆繁華街の特定業種に対するPCR検査等の実施について
ホストクラブを対象として、区がPCR検査の機会を提供することとし、全店舗に呼掛け。
検査に必要な費用は区が負担
・検査後、陽性者が確認された場合の休業協力要請及び補償のあり方について今週中に具体化
都に対して財政支援を要望。

◆都知事への要望
・7/7(火)、小池ゆりこ東京都知事と高野区長が面会し、以下の2点を要請。
1.ホストクラブ従業員に対してPCR検査の受診を勧奨するにあたっての技術的な助言、指導等
2.検査に伴い、クラスターが発生したと判明した店舗等に対し、区が休業の協力要請を行い、要請に従った店舗等に対する休業協力金の財政的な支援

この件、マスコミ各社もニュースで取り上げています。
⇒7/8東京新聞「豊島区の休業協力金、都が支援へ 集団感染の繁華街・池袋で


小池知事は豊島区の取組みをモデルケースとしたい、と述べていて、区の協力要請に応じる構えを見せていました。
都の具体的な支援策は発表されていませんが、朝日新聞の記事には補正予算に業種を絞って休業要請をする際に応じた事業者への協力金を盛り込む旨が記載されています。
⇒7/9朝日新聞「夜の街対策、休業要請応じたら50万円の協力金 東京都

 

区の独自の動きに対し、都も支援に応じる流れとなりそうです。
今後の都の動きを注視したいです。