2/18の一般質問の記事の続きです。

 

【2.感染症対策、テロ対策について】
先日のblogにも記載した通り、2/4には新型コロナウイルス感染症対策の緊急要望を会派として区へ行ったところです。
blog「新型コロナウイルス感染症への対応(2/12時点)、会派からの緊急要望(2/4実施)

刻々と状況が動いていくので情報が陳腐化しやすい内容でもあります。
最新の情報は区や都、厚労省などのHPをご覧ください。
※リンク先をblogにまとめています
⇒2/22blog「新型コロナウイルス感染症に伴うイベント等の中止・延期について

以下、一般質問時のやり取りを記載します。
Q: 本区での新型コロナウイルス感染症へ講じた対応策は
A:池袋保健所を中心として都と連携し、「帰国者・接触者電話相談センター」を開設し、24時間体制で相談に応じている。

医師会と連携し、対策会議を通して最新の情報を共有。

広報としま、ホームページ。安全・安心メール等、多チャンネル・多言語による情報発信を行うと共に、本庁舎や町会掲示板等に感染症予防に関するポスター等を掲示。区政連絡会等へ周知。
区役所では全職員へのマスク配布や窓口等へ消毒液の設置など感染予防を徹底。
学校や幼稚園・保育園においても、国の通知に基づき、人権に十分配慮した指導と、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒等を徹底。

Q: 豊島区新型インフルエンザ対策行動計画、新型インフルエンザに対する業務継続計画を策定しているが、新型コロナウイルス感染症が指定された「指定感染症」は対象外となっている。

また、同行動計画、業務継続計画は策定から時間が経ち、策定当時の部署などは組織改正でかなり異なる。

行動計画、業務継続計画の見直しを行うべきでは。

また、指定感染症への準用の検討若しくは新規策定の検討は。また、危機管理対策本部会議での情報発信の一元化についての考えは。
A:行動計画、業務継続計画の内容は問題なく運用できるが、それぞれ策定から6年・8年が経過しており、組織や施設等の不一致がある。いずれの計画も現行組織体制との一致をポイントに令和2年度中に改定する。

指定感染症への準用は、情勢に最新の注意を払い、必要な場合においては速やかに準用し対策を講じる。
危機管理対策本部が一元化して情報収集・分析し、迅速かつ正確に遺漏なく発信することが重要。
 

Q:テロを未然に防ぐために講じている対策、地域住民に出来ることは
A:世界ではこれまで爆発物を使用したテロが最も多く発生しており、約60%を占める。

材料を市販品から製造することができるため、兆候は家庭から排出されるごみの中にも表れると考える。

環境清掃部と連携し、既に爆発物の材料等に関する研修を実施

不自然な兆候が確認できた場合には、所管の警察署への情報提供、警戒強化等の要請を行う体制を整えている。
外国人の住民を含めた強いきずなで結ばれたコミュニティ作りが重要。


Q:東京オリンピック・パラリンピックのライブサイト会場となる池袋西口公園「グローバルリング」におけるテロ対策で講じていることは
A:今浦危機管理監を部会長とする警備部会の設置が決定。

対応要領を確立し、オールとしまで警備体制を強化し、テロや犯罪等を未然に防止するよう全力で取り組む。

 

次に続きます。