12/9、第4回定例会の最終日でした。
本会議に先立っての議員協議会にて報告事項がありましたので記載します。

議員協議会の冒頭、高野区長からの発言がありました。
前日には韓国仁川広域市で行われた東アジア文化都市の閉幕式典に出席してきたとのご報告。また、12/10には中国西安市へ向かい、中国での東アジア文化都市の閉幕式典に出席するとの事。本区での閉幕式典は先月末に行われ、両国での閉幕式典をもって東アジア文化都市2019の日程の全てが終了となります。
2月からの約1年間、オールとしま体制で行われた東アジア文化都市2019豊島は、本区の文化発信の軸になったイベントでした。今年から来年にかけて、本区では公共施設が相次いでオープンしていますが、これも東アジア文化都市と東京2020大会を見据えてのものでした。
投資的経費が集中した数年でしたが、今後は予算配分を変えて持続可能な財政運営となるように注視せねばならないと考えております。
公共施設の有効活用についても同様です。

また、最後に令和2年1/4に任期を迎える三田一則教育長から退任に当たってのご挨拶がありました。
新教育長は12/9の本会議で賛成多数により同意された金子智雄氏(現豊島区政策経営部長)となります。

〈報告事項〉
1 平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合決算の概要並びに令和2・3年度保険料率(算定案)について
2 平成30年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計決算の概要について

【1 平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合決算の概要並びに令和2・3年度保険料率(算定案)について】
後期高齢者医療は「東京都後期高齢者医療広域連合」が保険者です(料率は同広域連合が設定)。
同連合の決算の概要及び現時点での令和2・3年度保険料率の検討案についての報告がありました。
広域連合からの保険料率最終案は、令和2年1月頃提示される見込み。
決算及び保険料率は、いずれも例年第1回定例会での報告事項となっています。

決算概要
・被保険者数は制度開始の20年4月と比較し、31年3月末で約46%増加(被保険者数は155万人超)
医療給付費は同74%増(7446億円→1兆2944億円)

【2 平成30年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計決算の概要について】
30年度歳入・歳出は以下の通り。カッコ書きは29年度。単位は100万円。
歳入:76,940(78,446)
歳出:73,165(74,825)

・歳入決算は前年度に比べ、繰入金及び繰越金、エネルギー組合債、繰入金、エネルギー売払収入、廃棄物処理手数料、国庫支出金の増があったが、組合債の減により、▲15.06億円(▲1.9%)減少。
・歳出決算は前年度に比べ、清掃工場の建替を始めとする施設整備費の減などにより、▲16.06億円(▲2.2%)減少。
・実質収支額は37.75億円、前年度に比べ1.54億円(4.3%)増加。

議員協議会での報告事項などは以上です。