7/8、本会議最終日に先立ち議員協議会が行われました。
報告事項が1件ありました。
また、本会議では全会派一致で本件に関する国への意見書を提出することとなりました。

【報告事項1 慰霊碑の設置について】
〈慰霊碑設置の目的〉
平成31年4/19に発生した豊島区東池袋の日出町第二公園前交差点での交通事故を受けてのもの
・犠牲になったお二人を追悼する
・事故を風化させず、悲惨な交通事故が二度と起きない社会づくりを目指す多くの人々の思いや願いを込める

〈設置場所〉
 ・事故現場に近い日出町第二公園内


〈設置時期〉
・なるべく早期に設置(慰霊碑のデザイン・銘文などについては遺族と十分協議を行う)

〈募金について〉
慰霊碑の設置に要する資金は、広く全国に募金を呼び掛ける。

⇒区HP「『東池袋自動車事故慰霊碑設置』に関する募金にご協力ください


(1) 方法
1 特設口座への振り込み
2 区内各施設への募金箱の設置(地域区民ひろば、地域文化創造館、図書館等) 
3 指定窓口へ持参(本庁舎総務課、区民活動推進課、東西区民事務所など)

(2) 募金開始時期、目標額
1 特設口座(7/13から)
2 募金箱(7/13から(施設開館時間中に限る))
3 指定窓口(7/16(火)から(8:30~17:15))
※寄付金控除の対象とする場合は振り込みか窓口持参

目標額…1,000 万円
 

7/12に区長の臨時記者会見、区公式HPにて公開。7/21号の広報としまへ掲載。
⇒区HP「区長記者会見

仮に募金が多く集まった場合、趣旨に鑑みれば一般財源に繰入れる訳にはいかないであろうということに触れ、募金が目標額以上に集まった場合の扱いについて質問をしました。
区長の答弁では、元々は基金を作ることも考えたとのこと。単に一般財源へ繰入れるということは考えておらず、今後検討したいとの事でした。


ご遺族のご意向も聞き取りし、募金形式で慰霊碑を設置するという方向になったという説明でした。
高齢運転者の免許自主返納が全国で増加し、小池都知事はペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置の設置補助制度の導入を明らかにするなど、個人・行政問わずにこの事故を教訓とする動きが確実に広がっています。
 「少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい」というご遺族のお気持ちを汲み、事故を風化させぬようにしつつ、今後も更なる安全対策を進める必要があります。


【議会からの意見書について】
定例会最終日に全会一致で、議会から国や都に対して「交通事故防止対策強化を求める意見書」を提出することとなりました。


その他、永野裕子議員から三田教育長への発言がありました。
第1回定例会の予算特別委員会、議員協議会での質疑があった内容を受けてのもの。校長・園長会でのアンケートが不適切であったことや答弁の変遷があったことについて謝罪。
また、当該アンケートが既に破棄されていることについては公文書管理上の問題があるということで、教育長を厳重注意処分とする旨の答弁が高野区長からありました。