1/30、(仮称)造幣局地区防災公園整備計画説明会が行われました。
事業の概要については、ほぼ副都心委員会で報告された内容でした。

詳細はblogをご覧ください。
30年12/14副都心委員会

・cafeは約240㎡
・KOTO –PORTはスモールビジネスのスタートアップ拠点など

説明会場に展示されていた模型


これまでの経緯の説明後、公園整備計画及び防災機能についての説明があり、その後は質疑応答でした。
◆主な質疑
<公園の設備等>

Q:防災公園にLANの設置等あるか?
A:としまfree−wifiを設置予定。災害時にも活用できる設備とする

Q:駐輪場の台数は?
A:今のところ台数は24台で設計しているが、50台程度まで増やす検討をしている。

Q:照明は何時から何時ころまで点くのか。照明の種類は?
A:地面から照らすアッパーライト。高木をしたから照らす。全体で80基程度。
夜間の閉園決まっているが、具体的な時間が決まっていない(24時頃閉園、翌朝5時頃開園など)。薄暗くなってから閉園時までは照らす。
閉園後は1/5程度の照明となる。

Q:トイレはどのような内訳?運用は?
A:管理棟の中に誰でもトイレも設置。
備蓄倉庫側には常設のトイレを15基設置、非常時用で水道が止まっても使用可能なもの。

 

Q:防犯カメラは?
A:公園に10基、管理棟に3基設置予定。


Q:KOTO –PORTの屋台は常設か?上下水道、電源などは?
A:基本は常設を想定。災害時などには車輪があり移動可能。上下水道や電源は常備。

Q:cafeの選定は?直営なのか?
A:テナントはこれから決める。公園のコンセプトや区のアートカルチャー都市構想などと協働できる事業者を選定したい。

<イベント、運営について>

Q:イベント利用で積極的に活用する方針については?
A:防災やスポーツなどのイベントを想定。具体的にはこれから。
地域の方の意見や普段利用なさる方の意見も聞きたい。

Q:南池袋公園の経験をどのように活かすのか?
A:28年4月にオープンし、非常に評判が良い。
暗いイメージがあった公園を明るくした。
課題は周辺に商業のビルがあり、イベント時の音に対して苦情が出る場合があること。

Q:運営をどのようにするのか。誰が使うのかを想定して整備する必要があるため。
A:指定管理者制度を活用。
→運営面の説明会もして欲しいとの意見あり

<周辺環境について>

Q:閉園時の閉鎖方法は?
A:簡易な方法を想定。防災公園で一時避難所となるため。
 

Q:住宅地にあるので街路灯もあった方が良いのでは。
A:照度が足りない場合は設置を検討する。

Q:カラスやネコなど動物の対策は?
A:カラスの巣ができた場合は取り除く措置をする。
エサやりなどがある場合は話し合うなど。

Q:ビル風などの対策、夏場の暑さ対策は?
A:大学が建った後の風の検討は今のところしていない。検討。
暑さについては防火樹林帯などの木陰、cafeなど。常設のミストは検討していない。

Q:造幣局跡地が賑わうのは分かるが、住宅地も隣接している。
住環境への配慮は?
A:環境にあった形で運営しなければならないと認識。

<災害時について>
Q:災害時の収容人数の想定は?収容方法などは?
A:ヘリポート以外のところは2500人の収容。
発災直後はヘリポートを使用しないため、さらに収容可能。
夜間時などの避難に支障がないよう非常用電源を備えている(警備員が常駐)。
発災直後の一時避難所となる場所、その後は救援センターへ誘導。

<東京国際大学について>
Q:東京国際大学との連携はどのような事を想定?
A:大学と協議中。大学の詳細設計がまだ固まっていない。
大学サイドは詳細が決まったら説明会を開きたいとのこと。

Q:大学の隣接地ということになると、大学生の利用ばかりになるのでは。
管理体制は?
A:昼間は全体を見る責任者が1名を含む2名は常駐。夜間は警備員が常駐。
大学は22階の建物、95メートル。2500名の学生が来るということで懸念を感じる意見があることは大学へ伝える。

Q:東京国際大学に説明会と周辺住民の意見を聞く機会を出来るだけ早く設けるよう要望する。
A:大学サイドへ伝える。今のところ夏頃に説明会を開くことを考えると聞いている。

 

<その他>
Q:工事説明会は?
A:本格的な着工前に実施する。工事の途中の説明会は検討。
 

Q:賑わい拠点はどのような事を想定しているのか?
A:造幣局南側の方々と話し合いをしている最中で計画中。
 

東京国際大学についての質問が多く出ていました。

2500名の多国籍の学生が増えることになるので、隣接の公園の利用の仕方にも影響があるだろうと考えるのは自然だと思います。

大学サイドへ説明会で出た意見などを伝えるとのことなので、地域への還元も考慮しながら、地域と共生できる方法を模索して頂きたいです。

 

近隣住民の方からは住環境についての意見も多く出ました。

住環境への配慮も当然行うべきですので、今後も注視していきたいです。

 

イベントの利用についてなどはこれから詳細を検討するという回答が多かったので、今後の検討結果を待ちたいです。