総括質疑、総務費・議会費からの続きです。

 

【福祉費・衛生費】
まず、子供の未来応援関係経費などを取り上げました。
豊島区子ども・若者未来応援あり方検討会報告書により、本区での取組みが充実している分野と手薄な分野が明らかになりました。
30年度はこれを踏まえて、子どもワーカーの配置や若者総合相談が始まり相談が増えているとのこと。アウトリーチも必要になるので、より体制を充実しながら取り組むよう要望しました。

受動喫煙対策については国や都の政令などの整備を待つことになりますが、法や都条例に対応できるよう区内事業者への周知および相談体制の構築など行うよう求めました。

豊島区高齢者クラブ連合会については、健康事業や見守り活動など重要な活動を行なっています。元気があって活力のある高齢者クラブとなるよう支援を要望しました。

障害者の就労支援については、生活相談や企業の紹介などに取組み、予算の執行率も高い事業です。世の中の役に立ちたいという障害者の方々の意を汲み、今後も就労の強化・充実を図って頂くよう求めました。

【環境清掃費・都市整備費・土木費】
まずは大塚駅周辺整備事業について取り上げました。
今回の私からの質疑で、7/29の地元説明会から変更となった点や明らかになった点、進んだ点などが大きく5点ありました。
 

⑴樹木の配置についてなど
以前の説明では街路樹の数を現在よりも減らすという説明でしたが、樹木の配置を見直して街路樹の数は減らさない方向で調整しているとのこと。
以前のパース図には街路樹等の表現が少なかった点を指摘し、新たな資料を作成する際には誤解を招かないよう工夫することを求めました。
また、樹木が生い茂って照明が届かず暗くなっているため、樹木の伐採を適宜行うことも併せて要望しました。
 

⑵タクシー乗り場の雨避け
以前の説明では、タクシー乗り場への雨避けは特に設置予定がないとのことでした。
しかし悪天候の時には必要な設備なので設置するように求めました
タクシー協会と協議し、設置する方向で検討するとのこと。
 

⑶都電からJRへの乗り換え動線について
現在は動線上に公衆トイレとJRのロッカー等があります。
公衆トイレはタクシー乗り場奥に移動することが決まっています。
これで乗り換えの動線がスムーズになるとの理解でしたが、JRのコインロッカー等の移動についてはJRと交渉中であることが明らかになりました。JRは大塚駅南口駅前広場の用地を無償貸与してくれるなど、地域に対して基本的に協力的です。
南北自由通路にロッカー等を設置することはルール上可能である旨を確認しています。乗り換えの動線がスムーズとなるよう、JRとの交渉を継続することを求めました。
 

⑷横断歩道について
大塚駅北口を背にして左側には、現在横断歩道が2箇所あります。
スターバックス前の横断歩道を残して拡幅し、ドンキホーテ前の横断歩道を廃止する、というのが当初の説明でした。
しかし現地での交通量調査を行なったところ、ドンキホーテ前の横断歩道の交通量が結構あることから横断歩道は廃止されない方向になりました。
これは大変歓迎すべき事です。横断歩道を廃止していたら、斜め横断する歩行者等が増えていただろうと想像します。
 

⑸地元向けの説明会を改めて行う旨
上記のように、7/29の地元説明会から変更となった点などがあります。
改めて地元向けに区の考えを伝える場を設定するよう求めました。
年内にシンポジウム形式で情報提供を行う場が設けられます。

公園の樹木の維持管理につき樹種により剪定に適した時期があることを指摘し、特に強剪定をする際には必ず留意していただくと共に、必要に応じて地元住民へ丁寧な説明をするよう強く要望しました

資源の集団回収については、資源の回収量に応じて協力した町会へ支払われる報償費は、町会にとって貴重な財源の一つとなっています。限りある資源を有効に活用することにつなげることはもとより、資源回収の作業を通じて地域コミュニティの活性化につながる事業となっているため、今後も事業の維持拡大を要望しました。

 

次の記事に続きます。