6/1(金)、南大塚ホールにて区政報告会を行いました。
私からは大塚駅周辺のまちづくりや、新ホールなど池袋周辺のまちづくりなどを中心にご報告。
菊池章二大塚駅南北商店街連合会会長には、インタビュー動画でメッセージを寄せて頂きました。
その後、高野之夫豊島区長と対談形式にて、大塚駅周辺のまちづくりについてお話しをしました。
小池百合子都知事からのメッセージ、本橋弘隆都議からのご挨拶も頂きました。

◆区政報告(細川区議)
私からは以下のご報告
(1)区の施策について
・子育て施策
・Hareza池袋と4つの公園構想
(2)南大塚ゲリラ豪雨対策のその後
(3)大塚駅周辺整備事業および周辺地域の開発、アフター・ザ・シアターについて

 (2)は私のHPをご覧ください
細川正博HP「ゲリラ豪雨対策」

 (3)は簡単に経緯と、北口整備の予定のみ掲載します
<経緯>
H5.5   「大塚駅周辺を考える会」が発足
H21.10   大塚駅南北自由通路開通
H25.3   大塚駅南口駅前街路整備工事完了
H25.9   JR大塚駅の駅ビル「アトレヴィ大塚」がオープン
H25.12  「大塚三業通り商店街」発足
H29.3   大塚駅南口自転車駐車場整備工事完了
H29.5   大塚駅南口駅前広場整備工事完了(TRAMパル大塚が完成)
H30.5   星野リゾートの新業態「OMO5」がオープン、東京大塚のれん街出現 

<北口整備の予定>
H30.1 大塚駅北口駅前空間基本計画、策定業務の事業者選定
H30.6 基本計画完成
H30.12頃 駅前空間 基本・実施設計
H30.12頃~ 大塚駅北口駅前整備工事
H32.6頃 大塚駅北口整備工事完成

北口のイメージ図



◆インタビュー動画(菊池会長)
菊池会長のインタビュー動画では、大塚駅北口開発への思いなどを語って頂きました。


・大塚の歴史や北口と南口の関係について
⇒線路で分断されていたような格好で、南北自由通路が開通するまであまり交流が無かった
・OMO5がオープンしたことへの受け止め
⇒お客さんを呼び込む仕組みをもっているのは凄い。商店街や町会との連携が大事だと思う
・折戸通りへ広がりを見せている。巣鴨との連携は
⇒大塚駅北口は歴史的な場所がないので、巣鴨方面への広がりは期待
・大塚全体を俯瞰したまちづくりが必要ではないか
⇒大塚駅南口と北口も役割が違う。アフター・ザ・シアターの場は南口かもしれない。
・客引きが増えているように感じる
⇒リピーター獲得のためには客引きを防止するのは大事。ハード面とソフト面の取組みが必要
・北口整備計画に対する思い
⇒北口整備計画が終わると「北大塚元年」と言えるかもしれない。これまである思想をもってまちづくりをやったことがなかった。コンセプトをもった大塚になる。

◆対談(高野之夫区長×細川区議)
上記の内容を踏まえ、高野区長と私で対談を致しました。主な内容は以下の通り(意訳しています)

細川:大塚駅周辺整備事業はいよいよ佳境。これまでの取組みで特に大変だったところは


区長:思い出はたくさんある。現在ホテルベルクラシックになっているところに、葬祭場ができるという話しがあった。ここの開発で大塚はがらっと変わる、という強い関心があった。南北の方々がまちづくりに関心をもつ大きなきっかけになったと思う。


細川:これから北口の開発に入る。北口の開発のポイントは?
区長:南と北が一体にならなければ大塚の発展はないと思っている。
細川:菊池会長も触れていたが、北口には客引きの問題がある。環境浄化パトロール、照明を設置する、客引きへの注意をする放送機器を設置する、などの対策を講じる。池袋ではどう解決したか?
区長:街のイメージを払しょくするのは大変。地元の方々と20年以上環境浄化パトロールを行ったり、客引きやポイ捨て、路上の看板を防ぐ条例整備、警察との連携など行政ができることはやっている。いたちごっこだが、粘り強く取り組むしかない。地元の方々の強い意識が大事。
細川:商業的な発展をするだけが大塚の発展の理想形ではないと考える。すぐ近くに閑静な住宅地があり、住みよい街と商業的な発展を両立させるまちづくりが必要。そういった観点をもって治安の対策はしていきたい。

細川:星野リゾート(OMO5)の進出についてどのように受け止めているか?
区長:リゾート地に進出するイメージだったので、最初に話を聞いたときには信じられなかった。大塚の街の調査を綿密に行った上で、都市型の新業態を試してみたいとのことだった。
OMOレンジャーの取組みなど、地元の方と一緒にまちづくりをやっていきたい、大塚の街を変えたい、という思いに感動した。
地元の人ともっと連携を密にしていく必要がある。その役割は細川区議にあるのでは。

細川:アフター・ザ・シアターについて。豊島区における大塚の役割が明確になる考え。これは池袋と大塚の関係。
大塚と巣鴨は直線距離では1kmにも満たない程度。大塚と巣鴨の連携を深めるという取り組みも後押しして欲しい。

区長:東アジア文化都市2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック。海外からの観光客は東京に訪れて夜は寝るだけ、ということはない。Hareza池袋や東京芸術劇場などでの観劇後の受け皿を作るようなまちづくりが必要。
都との打合せで終電を遅くしてはどうか?と提案したら難しいとのこと、それであれば始発を早めたらどうか?などのアイディアを出すなど。
池袋は宿泊施設が進出する場所が限られる、大塚はその役割を担えるのではないか。
安全安心な街とした上で、大塚は楽しめる街になると思う。

区長:大塚駅北口は少し照明が暗い。光のファンタジー、といえるような明るい駅前にしたい。

細川:大塚と巣鴨の関係は、谷根千のように出来ないかと思っている。
散歩して回遊するような場所。大塚三業通りから巣鴨駅まで徒歩10分程度、巣鴨地蔵通りを抜けて庚申塚を左折すると折戸通り、すなわち大塚駅北口側へ抜けられる。




対談の概要は上記の通りです。
区長との対談は初めてでしたが、とても和やかに進める事ができました。


地域のイベントが重なってしまったにも関わらず、多くの方にご参加頂きまして感謝しております。
(イベントが重なった事が判明した時には既にビラを配っていたので、スケジュールがずらせませんでした…)
看板の字が小さい、スライド資料や動画の字が小さい、細川が早口、など反省点は次回に活かします。