2/14、第一回定例会の議案説明などのため、議員協議会が行われました。
報告事項がありましたので、概要を記載します。

〈報告事項〉
1 平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合予算の概要について
2 平成30・31年度の保険料率について
3 平成30年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計予算の概要について
4 羽田空港機能強化に関する住民説明会の開催状況について
5 「Hareza池袋」エリアロゴについて
6 基盤整備方針について(池袋駅周辺地域)

【1 平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合予算の概要について】
【2 平成30・31年度の保険料率について】
後期高齢者医療広域連合の予算概要と、平成30・31年度の保険料率について報告がありました。

 

平成30年度一般会計予算は、5,957,055千円で前年比+28.8%。

事務費の特別会計への繰出し金増(システム更新に伴う機器更改経費、高額療養費制度改正に係る経費、被保険者証一斉更新に係る経費)等による増。
特別会計は、1,342,789,522千円で前年比+2.4%

 

H30・31年度保険料率は、均等割額43,300円(前年比+900円)、所得割率8.8%(前年比-0.27ポイント)、1人当たり平均保険料額は97,127円(前年比+1,635円)となります。

区市町村負担金(211億円・2年間で)などの投入により、政令通りの保険料だと1人当たり平均保険料額が103,005円(前年比+7,513円)だったものを軽減しています。

【3 平成30年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計予算の概要について】
平成30年度の予算規模は、719億4000万円で、前年比-16億1500万円となっています。

【4 羽田空港機能強化に関する住民説明会の開催状況について】
<豊島区で行われた説明会の状況>
①開催日時:平成30年1月27日(土)11時~16時
②会場:西部区民事務所 1階会議室
③来場者数:106名

◇説明会の内容
①新飛行経路について新たに情報提供
・飛行経路の旋回部分(カーブ部分)について、実際の航空機の運航に合わせ、一定の幅で曲線により提示
・南風時の新到着経路について、航空機の着陸地点を南側に移設することにより、最終直線部分の飛行高度を20メートル程度引き上げ
・羽田空港の機能強化に向けたプロセスに関する最新の情報提供

②落下物対策として検討中の事項
・航空会社や航空機メーカーに対する、あらゆるチャンネルを通じた未然防止対策の徹底
・国の職員等による駐機中の機体チェックの体制強化
・事案発生時の情報収集・原因分析の強化
・航空会社に対する処分・ペナルティの検討
・保険の加入促進や見舞金制度の創設など補償の充実

◇説明会の際にあった主な意見
・到着する航空機が今までなかったので騒音が心配
・住宅地の上空を飛ぶので、落下物があるのではないか心配
・いま上空を通過している航空機の音が気になる
・羽田空港がより便利になるのであれば良いと思う
・住民に何かしらのメリットがある方策も考えてほしい
・オープンハウス以外の説明会も開催してほしい

<これまでの経緯>
国は、国際競争力の強化や訪日外国人の増加による日本経済の再生と、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック開催等に向けて、首都圏空港の更なる機能強化を検討している。羽田空港については、国際線の増便を図るため飛行経路を見直す必要があるとして、豊島区上空を通過する経路を含む飛行経路案を示している。

・平成26年夏 国が新飛行経路の当初案を提案
 この時点では豊島区は飛行経路に入ってない
・平成27年7月~ 国がオープンハウス型説明会(第1フェーズ)を開催 
 必要性や実現方策等の説明
・平成27年12月~ 国がオープンハウス型説明会(第2フェーズ)を開催 
 対策や運用方法等の説明
・平成28年4月 国が新飛行経路を一部修正 
 この修正により、豊島区上空を着陸機が通過する案が提示される
・平成28年6月 国がオープンハウス型説明会を開催
 豊島区内では西部区民事務所、南長崎第4区民集会室で開催
・平成28年7月 国が「羽田空港機能強化に係る環境影響等に配慮した方策」を策定
・平成29年1月~ 国がオープンハウス型説明会(第3フェーズ)を開催
 環境影響等に配慮した方策等の説明
 豊島区内では平成29年3月に南長崎第4区民集会室で開催
・平成29年7月~ 国が各地に移動型の情報発信拠点を設置
 豊島区内では平成29年11月にとしまセンタースクエアに設置
・平成29年9月 豊島区は、関空発KLMオランダ航空機からの落下物事故を受け、国に要請文を送付
・平成29年11月~ 国がオープンハウス型説明会(第4フェーズ)を開催
 環境影響等に配慮した方策の進展等の説明
 豊島区内では平成30年1月に西部区民事務所で開催

<南風時の新飛行経路(案)について>

 

<質疑>
質疑では、同じ会派の河原弘明議員から
・地元に対して教室型の説明会を実施するなど丁寧な説明をすること
・小中学校3校の上空を通過すること
・落下物で事故があってからでは遅いこと
などの要望や指摘がありました。
オープンハウス型だけでなく教室型の説明会を国交省に求めるべき、との意見には、担当から国交省にも伝える旨の回答がありました。

【5 「Hareza池袋」エリアロゴについて】
Hareza池袋のエリアロゴについて、区民アンケートを実施中です(2/1~28)

区民アンケートは区のHPをご覧ください(リンク先から回答可能です)

⇒豊島区HP「Hareza 池袋 エリアロゴアンケート

審査は、

・区民アンケート実施・〆切(2/1~28)

・国際アートカルチャー都市に関わるメンバーによる審査委員会の開催(3月中旬)

・区長及び事業者による最終確認(3月下旬)

【6 基盤整備方針について(池袋駅周辺地域)】

平成28年7月に池袋駅周辺地域再生委員会が策定した「池袋駅周辺地域まちづくりガイドライン」の目標年次である2035年に向けて、都市再生事業を進める際に公民が連携・協働して対応すべき課題と取組みを整理する目的で、平成30年1月に池袋駅周辺地域再生委員会が池袋駅周辺地域基盤整備方針を策定しました。

その整備方針についての説明がありました。

(基盤整備方針の内容は多岐に渡っていて分量が膨大なので、内容の記述は省かせて頂きます。基盤整備方針の電子データが公表された際にリンクを貼りつけるつもりでおります。)