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[お知らせ]
小池百合子代表による街頭演説会が開催されます。
10/10(火)10:00~ 池袋駅西口

(10:00~小池代表。演説会自体は9:30~行っています)
https://kibounotou.jp/news/detail/nid:13
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我が国の行く末を占う大事な総選挙が明日公示となります。

10/5、都民ファーストの会と希望の党は政策協定を結び、衆院選で連携することが決まりました。
私自身も都民ファーストの会の所属議員として、役割を果たす所存です。

希望の党は合流を希望する民進党の候補者から、安保法制に対する見解など国家観の異なる方とは行動を共にできない旨を表明しました。
その後、立憲民主党が結党され、旧民進党は①希望の党、②立憲民主党、③無所属、の3つに分かれることになりました。
私自身は、一緒に政党を組む同志とは、現実的な安全保障等への考え方、国家観につながる憲法観、などは一致している必要があると考えております。
旧民進党が苦境に陥った要因は一つではありませんが、安全保障や憲法など国家にとって重要なことで党内の意見を集約できず、責任ある政党のあり方を示せなかったことは大きな要因であると言えるでしょう。

今回の総選挙は、自民党・公明党の与党、希望の党・日本維新の会の首長を中心とした保守政党、立憲民主党・社民党・日本共産党などの左派、と大きく3つに分かれる構図となっています。

政権交代が可能な二大政党制を志向する際の重要なポイントとして、外交や安全保障などの分野においては、ある程度与野党ともに共通の認識を持ち、どちらが政権を握っても継続性が担保されるようにすることが挙げられると私は考えております。
平和主義、戦争反対、を掲げるのみでは平和が保たれるわけではないことは、北朝鮮の脅威を考えれば明らかです。
思考停止をするのではなく、現実的な安全保障のあり方について、国会では論戦をして頂きたいです。

安全保障の他にもう一点触れさせていただきます。
9/29に文部科学省は、東京23区内の私立大学の定員増加・新設を認めない、とする告示をしました。
若者の東京一極集中に歯止めをかけ、地方創生につなげることが狙いだとのこと。
この方法で本当に地方創生へつながるのでしょうか。
仮に地方の大学へ若者が通ったとしても地元に雇用がなければ、結局若者を繋ぎとめることはできません。
希望の党はこの文部科学省告示の廃止を公約の一つに掲げています。

大学の定員抑制やふるさと納税、法人住民税の一部国税化(このことにより東京の税収を地方へ移転)など、東京の力を削いで地方との均等化を図ろうという発想では、日本は世界と伍していくことはできないと私は考えます。
東京が日本のけん引役となることで地方の底上げを図る、という発想が必要です。
そもそも東京も地方の一つであり、国の権限や財源を地方へ移す議論が欠けているのは違和感があります。
地域が元気になるため国依存から脱する必要があります。

このことを切実な問題として国政へ届けられるのは、首長を中心とした勢力であろうと私は信じます。

いくつかの論点のみ言及を致しましたが、他の論点も多々あります。
各党の政策をご覧いただき、ご判断を頂きたいです。