9月15日、豊島副都心開発調査特別委員会が行われました。

 

調査案件

1 池袋西口公園整備事業について

2 池袋副都心移動システムについて

3 池袋駐車場整備計画について

4 補助172号線沿道長崎地区まちづくりについて

 

[1 池袋西口公園整備事業について]

池袋西口公園の整備事業について報告がありました。

池袋西口公園はこれまでも「東京よさこい」「池袋ジャズフェスティバル」など多くのイベントが行われてきました。

池袋西口は公園敷地内を含む駅前の広範囲で再開発事業の検討が行われている状況です。

これを踏まえ、単に老朽化した公園施設を改修するのではなく「国際アート・カルチャー都市」の実現に大きく寄与する事業として取組むもの。 

プロポーザルの書類審査を通過したのは7者。

 

受託者は以下の通り

・契約業者:三菱地所設計+ランドスケープ・プラス 共同企業体 

・契約金額:9,590 千円/契約工期:H29.8.25 ~ H29.11.30 

 

設備等について

・丸池をモチーフ

・中央のグローバルリングは、フルオーケストラも可能な大きさ

・公園の裏表がなく、四方からアクセス可能

・防災の対応については各会派から要望あり

 

 

整備事業費等について

・設計段階では事業費を細かく算出していない。公園の整備事業費はこれから詰める。

・ランニングコストを含めて基本設計を組む際に検討

・基本計画の中で、仕様や材質を検討する。

 

今後のスケジュールは、

30年夏に基本設計・実施設計

31年1月頃から着工

31年10月頃に開園、という予定です。

 

[2 池袋副都心移動システムについて]

池袋副都心移動システムの検討のスケジュールが報告されました。

 

・29年度当初予算にて基礎調査(300万円)

以下は予定

・29年第3回定例会の補正予算(1300万円)にて、実施計画、コンセプト、基本デザイン、車両の検討など

・30年第1回定例会で示される31年度当初予算に関連費用を計

・30年度中に、基本デザイン、車両製造等、関連設備等の製造・工事など

・31年度より運行開始

 

・工業デザイナーの水戸岡鋭治氏にデザインをお願いしたい

・観光スポットの運行は土日祝日など来街者が多い日をまずは検討

・交通不便地域を含む路線も合わせて検討

 

以下の確認が他委員からありました

・選定候補になっている車両の安全性は?→国の安全基準を満たしているもの

・なぜ電気自動車にこだわりがある?→現時点では環境に配慮したものを想定。

 

※交通不便地域のコミュニティバスについては、平成32年度以降に検討

→区長から、コミュニティバスを整備したい思いへの言及あり。狭隘な道路などでは整備は難しく、検討が必要。

 

[3 池袋駐車場整備計画について]

表記計画を作成する旨の報告がありました。

昭和37年に都市計画決定された現エリアにつき、駐車場整備地区の拡大を検討。

荷捌き車両などの路上駐車などの問題、平成27年7月に特定都市緊急整備地域へ指定され、まちづくりを取り巻く環境が変わるということを踏まえている。

 

・池袋、南池袋の一部などの用途地域変更

・池袋の地域ルールの設定検討。共同荷捌き駐車場の設置など

・池袋は西口も東口も駐車場は比較的余裕があるという調査結果

荷捌き車両等の路上駐車が常態化という問題

・歩行者優先の空間をつくるための駐車場整備や集約など

過剰になりかねない駐車場の附置義務は地域ルールで緩和することも検討が必要

 

都市計画手続き及びパブリックコメントのスケジュールは以下の通りです

・都市計画案説明会の開催

10月31日 19~21時 としま産業振興プラザ

11月3日 14~16時 健康プラザとしま

11月6日 19~21時 としまセンタースクエア

 

・都市計画案の公告・縦覧

10/27~11/10 都市計画課

意見書の提出も同期間

 

・駐車場整備計画に関するパブリックコメント

10/27~11/27

 

[4 補助172号線沿道長崎地区まちづくりについて]

◇補助172号線沿道長崎地区の「まちづくり協議会等」の設立などについての報告

①長崎1・2・3丁目地区まちづくり協議会 

②長崎四丁目地区まちづくり協議会 

③長崎五丁目地区まちづくり懇談会 

④東長崎駅北口周辺地区共同化事業協議会 

 

◇補助81号線沿道巣鴨・駒込地区懇談会の報告

・29年8月下旬に巣鴨と駒込でそれぞれ実施

 

次回の委員会は、11/13(月)10時から行われます。